仕事を任せてもらえない…。自分はできると思ってるのに何で??
周りはいい仕事を任せてもらえるのに、自分にはチャンスが巡ってこないと嘆いたことはありませんか?
しかし厳しい話、仕事を任せてもらえないのは「あなたに仕事を任せられない」からです。
今回は仕事を任せてもらえない人に向けて「仕事を任せられない人の特徴」について解説します。
本記事を読めば、あなたに仕事を任せられない理由と、仕事を任せられる人になる方法がわかります。
仕事を任せてもらえないと、仕事の機会が増えないため、成長できません。
また、大きな仕事も任せられないので、昇進昇格できず給料が上がりません。
本記事の「仕事を任せられる方法」を実践して、着実に実力をつけながら仕事を任せられる人材を目指しましょう!
【数年間「仕事を任せられない」場合は、環境を変えよう】
- 数年間自分では努力していると感じながら「仕事を任せてもらえない」場合は転職しましょう。
- 上記ケースでは、会社や上司に問題があったり、嫌われていて仕事をもらえていない可能性があります。
- その場合は職場環境をリセットするのが一番なので必須エージェントTOP3には必ず登録して、好条件で再スタートをきりましょう。
- 事前に志望企業がある場合は転職会議を使って、会社の社風や文化を事前に確認するのがオススメです。
この記事を書いている僕は30代で、現役戦略コンサルタントとして10年働いています。
当ブログ『ビジネスギーク』で転職情報や年収を上げる方法を発信しています
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1.あなたが仕事を任せてもらえない理由
第1章では「あなたが仕事を任せてもらえない理由」を解説していきます。
本章を読むことで「なぜあなたが仕事を任せてもらえないか」理解できます。
理由①:ビジネススキル不足
あなたに仕事を任せられない1つ目の理由が『ビジネススキル不足』です。
なぜならビジネススキル(社会人としての基礎能力)が無いと、仕事が完結できず、納期に間に合わないからです。
またいちいち社会人基礎を教えていたら、時間がいくらあっても足りません。
社会人に最低限必要な能力は、別記事:社会人20代で身につけるべきビジネススキルで勉強してください。
【20代で習得すべきビジネススキル】
新卒から3年間営業成績ビリだったが20代後半から成果出せたのは紛れもなく「ビジネススキル」を身につけたから
10年かけて習得した技術は仕事のどんな場面でも活用できる
すぐ取得できるノウハウだけでなく、長年かけて身につけた知識・技術ほど本物#ビジネス pic.twitter.com/LCeDZybP3P
— ゆーろ|戦略セールスマーケター (@yuro_tasteearth) February 23, 2021
理由②:ミスが多い・ムラが多い・ミスを隠す
仕事を任せられない2つ目の理由が「ミスと仕事のムラ」です。
なぜなら仕事のミスが多いと、お客様に迷惑がかかるのと、上司の確認と修正に時間がかかるからです。
また「仕事のムラ」が多い人も、上司が納品物の品質がコントロールできないため、仕事を任せにくいです。
最後は、ミスを隠す人です。ミスを隠されると「顧客に明確がかかる」「顧客より自分の評価を優先する人」と認識されるので仕事を任せられないのです。
理由③:スケジュール・納期が守れない
3つ目の理由は「スケジュール・納期が守れない」人です。
なぜなら、スケジュールや納期が守れないと、プロジェクトの進捗に支障が出るからです。
お客様に迷惑が掛かるのはもちろんのこと、一人のせいで、チームの作業効率が下がり、心身が疲弊してしまうのです。
【仕事でキャパオーバーになる新人は無能?】あなたの仕事が終わらない原因と予防策
理由④:急な休み・残業が多い
4つ目の理由は「急な休みや、残業が多い人」です。
なぜなら急な休みが多い人は「仕事に対する責任が弱い」と感じてしまうからです。
- いつか仕事を投げ出しそう
- メンタルが不安定だから、急に休むことも想定に入れないといけない
上記のように仕事に対する責任が弱かったり、メンタルの浮き沈みが激しい人は、予測できないリスクを抱えている為、仕事を任せられません。
理由⑤:自己評価と周囲の評価にズレがある
5つ目の理由は自己評価と、周囲の評価にズレがあるパターンです。
なぜなら、自己評価が高すぎると、本人が「品質の低い仕事でOK」と勘違いしてしまうからです。
- 本人は「仕事を任せてほしい」と思うが、周囲の評価は「任せるに値しない」
- 仮に任せて本人が「これでOK」と思っても、実は全然OKじゃない
「仕事ができると」勘違いした状態で、期待を超える品質で仕事ができないと、仕事がもらえません。
日頃から、自分の実力を客観的に確認したり、正直に言ってくれる同僚に実力を聞いてみましょう。
理由⑥:仕事を任せる側にあなたの「熱意」が伝わっていない
仕事を任せられない6つ目の理由が、仕事を任せる側にあなたの「熱意」が伝わっていないパターンです。
なぜなら、本人のやる気と熱意がないと、プロジェクトがより良い方向に進まないからです。
- 本人のやる気がなさそうに見えるから、仕事を任せるのは申し訳ない
- やる気が伝わらないし、仕事を任せてもテキトーに対応しそうだから危険だ
このように上司は「仕事がしたくてしょうがない人」に仕事を任せる必要がありますので、仕事の熱意が伝わらないと仕事をもらえないのです。
どれだけ仕事を任せてほしい熱意を伝えても、知識・技術がないと仕事は任せてもらえません。常に仕事を完結できる能力を高めておきましょう。
理由⑦:わからないことがあっても聞かないので不安を感じさせる
仕事を任せられない7つ目の理由が「わからないことがあっても質問できない人」です。
理由はプライドが邪魔して、過ちや能力不足を認められず、低い品質のまま作業するからです。
- 怒られるのが嫌だから、よくわからないけどテキトーにやり過ごそう
- 自分が間違っているのは理解しているけど「できない人」と思われるのが嫌だ
仕事を依頼する側は質問されれば答えたいと思っていますが、保身に走る人に「仕事を任せよう」とは思えないのです。
理由⑧:自分で調べない・すぐに誰かの助けを求める
8つ目の理由が「自分で調べず、すぐ誰かの助けを求めたがる人」です。
なぜなら困った時に自分で調べず、人の力ばかり借りていると、他の人の作業の迷惑がかかるからです。
難易度の高い仕事であればまだしも、単純作業まで調べず聞いていては、上司やチームの時間を奪ってしまいます。
理由⑨:上司の指示に威圧的・否定的で付き合いにくい
9つ目の理由が「上司の指示に威圧的・否定的な対応で付き合いにくい」ことです。
なぜなら、せっかく上司がアドバイスしているのに、否定したり、威圧的な態度を取ると、上司も一緒に仕事をしたくないからです。
- アドバイスをしても、改善されない
- 同僚と舌打ちや、陰口を話す
- 上司によって態度を変える
仕事を割り振る上司に媚びを売るのがいいわけではありませんが、謙虚さと感謝できない社員は仕事を任せられないと理解しましょう。
理由⑩:勝手に判断して行動する癖がある
10個目の理由が「本人で勝手に判断して、行動する癖があること」です。
理由は勝手に判断して行動すると、ダメな仕事をしている場合に、軌道修正ができないからです。
実力があり、信頼されているならまだしも、上司の確認を入れず勝手に行動すると逆鱗に触れる場合があります。
理由⑪:ホウレンソウができない・遅い
11個目の理由がホウレンソウができない、遅い人のケースです。
ホウレンソウが遅いと、上司がプロジェクトの方向性を判断できないため、仕事を任せにくいのです。
また細かく現状を報告できない人は、品質に対するこだわりが低く、チームワークを重んじない傾向にあります。
理由⑫:何度も同じミスをする
仕事を任せられない12個目の理由は「何度も同じミスをする」人です。
なぜなら何度も同じ失敗をする人は「自分の悪い部分を理解して、改善する力がない」からです。
改善できない人と仕事をすると、同じミスを何度もしてしまい、上司の時間が奪われたり、チームに悪影響が及びます。
理由⑬:何度も同じことを聞く
何度も同じことを聞く人も、仕事は任せられません。
そのような人は、教えてもらったことをメモしていない、振り返っていない意識の低さが見えるからです。
- メモを取らず、言われたことを忘れてしまう
- 何度も教えてくれる上司への気遣いと感謝が無い
- 話の内容を振り返っていない
同じミスを続けたり、何度も同じことを聞く人は「成長性」が感じられないため、仕事を任せることができないのです。
理由⑭:サボり癖が付いている社員
仕事を任せられない人の14つ目の特徴は「サボり癖」が付いている人です。
なぜなら、サボる人が出るとチームメンバーに負担が分散されて、士気が下がるからです。
また納品物のクオリティも下がってしまい、時間当たりの効果がでません。
2.「仕事を任せられる部下」になるための方法
第1章では「あなたが仕事を任せてもらえない理由」について解説しました。
第2章では仕事を任せてもらえない状況から「仕事を任せられる部下」になるための方法を紹介します。
本章を読むことで、信頼されて仕事を任され、圧倒的に仕事のチャンスが増えます。チャンスが増えると昇進昇格して年収アップも狙えるでしょう。
方法①:仕組みでケアレスミスを無くす
仕事をを任せられるようになる1つめの方法は「仕組みでケアレスミス」をなくすことです。
なぜなら、ケアレスミスは習慣化している為、意思の力では何ともならないからです。
- 忘れやすいのであれば、メモやデータで残す
- 確認すべき内容を羅列して、朝1番に見る
- ミスが多い部分は、得意な人に任せる
- 提案書や報告書は必ずダブルチェックを入れる
このようにミスをなくす仕組みを整えることで、ケアレスミスが無くなり徐々に上司からの信頼が大きくなります。
方法②:上司や優秀な社員の仕事を徹底的にマネる
仕事を任せられるためには「上司や優秀な社員」の仕事の仕方を徹底的に真似てみましょう。
理由は成果を出している人の考え方、習慣、仕組み化を学ぶことで「仕事ができる人材」に近づくからです。
- 朝の時間の使い方、朝の準備、朝のトレーニング
- 朝・昼・夜別の時間の使い方
- ミスを未然に防ぐ仕組みの作り方
- ビジネススキルを高めるための勉強方法・おすすめ本
方法③:当たり前のことを完遂する
仕事を任せてもらう3つ目の方法は「当たり前のことを完遂し続ける」ことです。
なぜなら、上司が部下に求めているのは、200点の仕事、ホームランではなく、100点の仕事、ヒットを打つことだからです。
重視が求める最低限の仕事ができれば、仕事は任せられます。
仕事がもらいたければ、まずは指示内容を正確に完遂し続けるのが、1番の近道なのです。
方法④:上司の立場で考え行動する
4つ目の方法は「上司の立場で考えて行動する」ことです。
理由は上司の立場で考えることができれば、要求を満たす行動ができるからです。
- 上司は1週間前に必ず報告が欲しいので、それまでに一次資料を仕上げよう
- 上司は自己中心的な考えが嫌いだから、チームのことを最優先で考えよう
- まずは最低限の仕事を完遂できるように心がけよう
上司が喜ぶ行動をとり続けることで信頼が得られ、やがて上司を理解できるパートナーとしていつも仕事を任されるようになります。
方法⑤:毎日仕事の振り返りと改善
仕事を任せられるためには、毎日の仕事の振り返りを改善が必須です。
なぜなら、仕事を任せられる人は、問題解決ができ、問題解決に向けたアウトプットができる人だからです。
- 問題のケースを振り返り、解決手法・流れを再現できるようにする
- PPTやエクセルなどアウトプットできるようにする
- わからない知識や、できないことがあれば勉強する
このように日々振り返りと改善することで、問題解決・サポートできる領域が広がりポジションが上がるでしょう。
方法⑥:自分の強みを理解して、仕事場所を探す
6つ目は「自分の強みを理解して仕事場所を探す方法」です。
なぜなら、周りにできない仕事であれば、差別化が図れてあなたに仕事が回ってくるからです。
ポイントは、誰にもできないマニアックな知識や技術を組み合わせるのがベストです。
- 誰よりもエクセルを正確に早く行う
- 提案書の奇麗さ、ロジカルさを極める
- 営業であればだれより新規開拓に強みを見せる
方法⑦:上司を立て、仕事をもらえるよう営業をする
最後に仕事を任せてもらうための方法は「上司を立てて、良い関係性を築く」ことです。
なぜなら、結局仕事の割り振りを決めるのは上司だからです。
上司と良い関係性を築き「あなたに仕事を任せるメリット」を営業しなければいけません。
あなたを選ばない理由がないくらい知識と技術を身につけ、上司と仲良くなれば必ず仕事をもらえるのでどんどんアピールを続けましょう。
3.改善しても仕事を任せてもらえないなら環境を変えよう
ここまで仕事を任せてもらえない理由と、仕事を任せられる方法を紹介しましたが、
改善しても仕事を任せてもらえないなら、環境を今すぐ変えましょう。
環境を変えなければ、長期的にみてもデメリットが多すぎるからです。
【職場を変えないデメリット】
- 同じ仕事しかできず、知識や技術が向上しない
- 実践を積めないため、転職できずキャリアアップできない
職場を変える方法は部署異動か転職がありますが、まずは人事異動を願い出て、どうしても難しければ転職に踏み切りましょう。
対応①:部署異動を願い出る
まず最初に「部署異動」を願い出ます。
その際上司に、仕事の機会をもらえるなら同じ部署で働いてもいいと交渉しましょう。
部署が変わるだけで、職場の雰囲気や仕事の仕方が変わりますので、転機になる人も多いようです。
ただし、自分の実力を客観的に評価して、仕事を任せるに値しないと感じるなら、もう少し同じ部署で頑張るか、転職して環境をリセットしましょう。
対応②:「仕事機会」がもらえる職場に転職する
部署異動をお願いしても、仕事を任せてもらえないようであれば転職しましょう。
仕事を任せてもらうためには、少しレベルが低めの「ベンチャー企業」に転職する選択がおすすめです。
なぜなら、仕事のチャンスが多い企業を選ぶことで、仕事を任せられる確率が飛躍的に上がるからです。
好条件でベンチャー企業を目指すなら、リクルートエージェント、パソナキャリア、マイナビジョブ20’s当たりがおすすめです。
それぞれのメリットは次の通りです。
【ベンチャー企業への転職におすすめエージェント】
- リクルートエージェント:求人数No.1。好条件の非公開求人数が最も多いので登録はマスト。
- パソナキャリア:サポート力が売り。転職時の年収アップ率が67%と高いため、確実な年収アップが可能。
- マイナビジョブ20’s:20代・第二新卒・既卒向けの転職エージェントで、年間45000人以上の20代が登録している。
リクルートエージェントは社員の営業力がピカイチで非公開求人も豊富なので求人数を網羅するために利用します。
またパソナキャリアは、エージェント利用者の半数以上が転職経験がなく、転職が初めての人におすすめです。
また、マイナビジョブ20’sは適性診断・キャリアカウンセリング・面接対策・履歴書・職務経歴書の添削など20代転職を全てサポートしてくれるので、転職未経験者やニートの方に特におすすめです。
3社のメリットは全く異なるので、必ずこの3社を併用することをおすすめします。
4.仕事を任せてもらえる準備をして、上司に営業しよう!
ここまで「仕事を任せてもらえない理由」と「仕事を任せてもらえる方法」を紹介しました。
あなたが仕事を任せてもらえないのは、実力不足、ミス・ムラが多く、スケジュールが守れないなどが理由でした。
また仕事を任されていないときは、自己評価と他社評価がずれていることが多いので、客観的に自分の実力を把握しておきましょう。
「仕事を任される部下」になりたければ、仕組みでケアレスミスをなくし、上司の立場で考えながら「当たり前のことを完遂」し続けましょう。
次第に、上司からの信頼が高まり、仕事を任せてもらえるようになります。
最後に、意識や行動を変えても、仕事を任せてもらえない場合は、部署異動や転職活動で環境を変えてください。
キャリアは20代~30代で任される仕事の大きさで決まるため、単純作業ばかりやらされても、キャリアアップできません。
本章の内容を実践して、毎年より難易度と市場価値が高くなる仕事を任されるように、上司にアピールを続けてみてくださいね!
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