法人営業でおすすめの業界が知りたい。それぞれの業界の特徴がわからない。
法人営業と一色淡に言っても、業界によって取扱製品・業務内容や文化は全く違うので、テキトーに入ると100%後悔します。
今回は「法人営業」にチャレンジしたい人や、各業界について知りたい人に【法人営業のおすすめ業界】を紹介していきます。
本記事を読めば、実力や経験を重ねながら、年収とキャリアアップが実現できる業界を知ることができます。
【好条件の法人営業職に転職する方法】
市場成長している業界で働きたくても、転職できなければ絵に描いた餅になります。
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縮小傾向の日本経済にプラス、縮小業界を選ぶとどれだけ頑張っても報われない仕事になります。
頑張らなくても市場成長に合わせて、会社も自分も成長していける業界を選んで楽に自己実現してくださいね!
この記事を書いている僕は30代で、現役戦略コンサルタントとして10年働いています。
当ブログ『ビジネスギーク』で転職情報や年収を上げる方法を発信しています
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1.法人営業の仕事内容
法人営業職は、企業の経営課題を解決するために、自社の製品やサービスを販売する仕事です。
ただし個人営業と違うのは、契約が法人対法人になることです。そのため、契約規模や決済権者の数も増えます。
会社の売上や戦略に関わるため、営業対象は窓口担当・上長・部長&本部長クラスから、場合によっては経営陣に提案することもあります。
具体的な仕事内容は、下記の通りで、1つのプロジェクトで複数のメンバーが関わります。
【法人営業の仕事内容】
- 顧客の開拓(新規or既存顧客に分かれる)
- 顧客の課題抽出
- 提案書作成
- ご提案・見積提出
- ご成約(メーカーの場合はここまで ※サービス業は下記に続く)
- プロジェクトキックオフMTG
- 調査・外注作業
- 報告書作成・プレゼン準備
- プロジェクト進捗管理
- 最終報告・フォロー
2.法人営業の魅力とやりがい
法人営業の魅力ややりがいは次の通りです。
2.1.案件規模が大きく「社会的貢献」の実感が湧く
法人営業の1つめの魅力は、案件規模が大きく「社会貢献の実感がわく」ことです。
なぜなら規模の大きなプロジェクトに取り組むことで、日本社会や世界社会が変わるのを間近に実感できるからです。
- インフラ業界:橋やダムなどの製造で社会貢献する
- IT業界:システム・サービス・アプリで会社がよりよくなることを実感する
- コンサル業界:企業の経営が上向き、国力が上がることを実感する。
法人営業では、個人単位では感じられない社会貢献を実感出るのが魅力です。
2.2.社内外の複数メンバーと仕事できる
2つ目のやりがいは、社内外の複数メンバーと仕事ができることです。
なぜなら社内外のメンバーを仕事をすることで、今の自分にない知識を得たり学べるからです。
更に社外の同世代と出会うことで、現在の実力を測ることも可能です。
2.3.上場企業の部長以上と仕事ができる
法人営業で働く3つ目の魅力は、部長以上の先輩と仕事ができることです。
案件規模が大きい、部長以上の方が相手になりますが、彼らに触れることで「上層部の視点や注力部分」を学べます。
2.4.クライアントの戦略に関与できる
4つ目のやりがいはクライアントの戦略に関われることです。
なぜなら、企業戦略に関わることでクライアントの一番近いところでサポートできるからです。
- 会社の中長期の戦略に関与できる
- 企業の一番注力している事業をサポートできる
- 最も問題(ボトルネック)になっている部分を解決できる
どんな会社であれ自社だけでの成長は難しいため、入社した会社の製品やサービスでクライアント企業の役に立てるのは法人営業の醍醐味です。
2.5.経営について詳しくなる
法人営業をしていると経営に詳しくなります。
なぜなら法人営業で活躍するには、経営のどの問題があるか把握する必要があるからです。
また、各事業部ごとの役割を理解することで、事業部の問題に合わせた提案もできるようになります。
経営理解力が高いと、幹部候補に選抜されたり、社内の目にも止まりやすいので経営知識は必ず学んでおきましょう。
2.6.年収が個人営業に比べて高い
法人営業の6つ目の魅力は個人営業に比べて年収が高いことです。
マイナビエージェントの調査によると、個人営業の平均年収は424万円に対し、法人営業の年収は447万円と高めです。
また受注金額が大きい為、大型案件を1件受注するだけで目標達成できるなど、実力者にはおすすめです。
2.7.キャリアアップが実現しやすい
法人営業の最後の魅力はキャリアアップが実現しやすいことです。
なぜなら各社は、法人営業経験のある人材を採用したくてしょうがないからです。
【法人営業経験者の実力】
- ロジカルに提案し、問題解決できる
- 関係者の調整がうまく、プロジェクト推進能力がある
- 法人営業の意思決定プロセスを理解している
このような理由から、大手企業から需要があるため、法人営業でキャリアを積むことは長期的に魅力的なのです。
3.法人営業に向いている人
法人営業に向いている人は次の通りです。
下記項目を満たす人は法人営業として活躍できる可能性が高いので、是非挑戦してみることをおすすめします。
- 経営知識が豊富
- 論理思考力がある
- コミュニケーションスキルが高い
- 数字に強い・計算が得意
- プレゼンテーションスキルがある
- 規格変更に対応できる柔軟性がある
- 社内外の調整が得意
- PPT・エクセルスキル
- リスク志向・心配性
- 想像力や先読み思考ができる人
法人営業は、企業の戦略に関わることが多いため、経営知識は必須になります。
またロジカル・数理的に考え、わかりやすく説明できるプレゼンスキルも求められます。
一方でプロジェクト中に企画変更があるため、臨機応変にその場の最適解を導き出す能力も求められます。
最後に複数関係者が絡むため社内調整力はもちろんのこと、不測の事態を予測して先読みできる能力が重要です。
4.法人営業の「業界概要」と「オススメ度」
4章では法人営業における業界概要についてお伝えします(順不同)。
また、各業界のおすすめ度をメリット・デメリット・難易度・将来性の視点から解説していきます。
①:食品業界
食品業界は、私たちの生活に欠かせない「食」に関する研究・製造・販売をしている企業群です。
【食品業界の具体例】
- 調味料や小麦粉などの「食品原料」
- 菓子や冷凍食品などの「加工食品」
- 清涼飲料水やアルコール類などの「飲料」
【メリット】
- 商品がイメージしやすく、販売しやすい
- 市場規模感は年々上昇しており、将来も安心できる
- 景気が悪い時も安定している(コロナ禍でも成長企業が続出)
- 薄利多売の世界なので、スーパーやコンビニから買いたたかれやすい
- 大手の競合企業が多く営業が大変
➁:家電業界
「家電業界」は大きく①重電系➁家電系③通信系に分けられ、全く違う仕事内容になります。
【重電系】:大手電機機械を意味しており、発電・送電・配電分野での製品を製造・販売する
- 日立製作所、東芝、三菱電機、富士電機、株式会社明電舎など
【家電系】:白物家電・黒物家電などの製造販売を行う
- パナソニック・ソニー・シャープ、三菱電機など
【通信系】:通信・IT業界に関連する製品やサービスを販売する
- 富士通、NEC、NTT西日本など
【メリット】
- なじみのある商品を販売できる
- 営業力がそこまで不要で売れやすい
- 生活における必需品なので、比較的安定した業界
- 年功序列の傾向が強く、理不尽な上司もいる
- 学歴のある優秀なメンバーが多数なので比較する可能性もある
- 国内市場は縮小するので、語学力やグローバル知識が必要
③:自動車業界
自動車業界は、まさに自動車販売を行うメーカーになりますが、自動車自体は個人向けのため、
法人営業は自動車部品を販売するメーカーに多く、各自動車メーカーは部品メーカーが決まっているので既存営業が中心になります。
【自動車業界のメリット】
- お客様が大体決まっているので、営業があまり必要ない
- 自動車が好きな人は、商品に詳しく熱く語れる
- 将来的に自動車を購入する人は減るので、国内市場は厳しくなる
- 平均年齢が高いので昇進昇格に時間がかかる
- お客様が決まっているため、営業が大変(買いたたかれる)
④:化粧品業界
化粧品業界とは化粧品の製造および販売に携わる業界のことを指します。
化粧品業界に属する企業は資生堂・花王などの総合系、ファンケル・ドクターシーラボなどのスキンケア系。
マンダムなどの男性用化粧品系に分けられます。
また販売チャネルも百貨店系・量販店系・通信販売系・訪問販売系にも分けられます。
【化粧品業界で働くメリット】
- 景気に左右されない
- 海外市場でも強みがあり、海外ブランドに負けない
- 高齢化社会・男性化粧品社会の到来で日本でも必ず伸びる
- 女性が働きやすい
- 女性中心の人間関係になじめないこともある
- 人口減少により、市場が縮小するケースもみられる
- 目標が毎月厳しく管理されているところもある
⑤:化学素材業界
化学素材メーカーは化学反応を用いて、私たちが使用する製品の原料や素材になる部分を作っています。
例えば自動車のバンパーに使われるポリプロピレンという素材や、包装材に使われるポリエチレンなどを提供します。
化学素材メーカーには新商品の研究・開発をする部門があれば、製造に必要なものを調達担当する部門もあります。
【メリット】
- 素材が人々の役になっていると感じられる
- 穏やかで堅実な人が多い
- 年収が高く、福利厚生が充実している
- 関わっている商品や事業により雰囲気が異なる
- 会社の風土や人の性格によって働きやすさが違う
- 化学素材と言ってもカテゴリーがめちゃくちゃ多い
- 原油価格・海外政治に影響を受ける
化学素材業界は今後も市場が伸びていく美味しい業界です。年収も高く安定しています。
一方で近年は脱プラスチックなど環境意識の影響で変化に対応できない企業は衰退します。
化学素材メーカーに入社するなら、環境配慮・研究開発に取り組む会社を選ぶのがベストです。
⑥:半導体業界
半導体業界とは電子部品である半導体を生産・販売する業界のことを指します。
半導体は自動車・パソコン・携帯電話、架電など多くの製品を動かすために不可欠な部品です。
半導体業界は「半導体を製造するだけの会社」から「流通販売のみを行う会社」「製造から販売まで」1手に引き受ける会社と様々存在します。
【メリット】
- 将来必ず伸びる業界である
- 10年・20年先も安定している
- 海外でも働くことが可能
- 専門知識が求められる
- 海外の競合企業(台湾)が強大なので営業に苦しむ
半導体業界は今後、車載半導体・仮想空間技術・遠隔医療・ロボット・ディープラーニング・次世代通信規格5Gなどで活用され必ず伸びます。
ただし日本企業は海外に対して圧倒的に後れを取っているので、入社するかは注意して決めてください。
⑦:製薬業界・医療機器業界
製薬業界や医療機器業界は、その名の通り医薬品と医療機器を製造・販売するメーカーのことです。
両者は似ているようで全く違うものを取り扱っているので注意が必要です。
医薬品業界:薬局・ドラッグストアなどに医薬品を販売
医療機器業界:病院などの医療機器を販売
【メリット】
- 給料や福利厚生など待遇が極めて良い
- 転職がしやすい(営業マン・技術者は引く手あまた)
- 医薬品や医療機器の知識を身につけるのが大変
- 意思決定者への媚び売り飲み会などが多い
- 威張った医師が多くストレスが溜まる
- 売上が厳しいブラック企業もある
日本および世界において、今後高齢化社会は必ず訪れるため、医薬品や医療機器業界は必ず伸びます。
特に製薬業界にフォーカスを充てると、新開発した医薬品が売れればかなり儲かる(特許薬価と呼ばれる儲かる仕組みのおかげ)
特許は海外他社とライセンス契約することで「作らせる代わりに特許料をもらう」もので何もせずにお金がもらえる不労所得を生み出します。
結果的に製薬業界は年収や福利厚生が高いのです。
⑧:インフラ業界
インフラは「インフラストラクチャー」の略語です。
「毎日の生活や産業活動を行うにあたり基盤となる整備施設」のことを指すようになりました。
具体的には水道や電力、ダム、通信施設、道路、鉄道などがインフラに含まれ、インフラ業界とはインフラを提供するサービス業界のことです。
【メリット】
- 業界が安定している:国民が生活を送るにあたり欠かせないサービスで将来も需要が無くならない
- 福利厚生・待遇面が充実:市場を独占しており企業規模が大きく経営が安定しているため
- 年功序列で給与が上がる:インフラ企業は元国営のところが多く、終身雇用や年功序列が残る企業が多い
- 人の生活を支える仕事でやりがいがある
- 営業スキルが全く身につかず転職すると使い物にならない(社会人としての価値が低い)
- 無駄な業務・無駄な飲み会が多い
- 在宅勤務など新たな環境の変化に適応できない
- 転職活動・自信のスキルに役に立たない社内資格を取らされる
デメリットよりもメリットが多いホワイト企業のお手本業界ですが、現状に満足する人が多く社内の動きにばかり気を取られるようになります。
人勢単位で考えた時に「安定した仕事」「仕事は最低限」を求める人には特におすすめと言えるでしょう。
⑨:IT業界
IT業界は日本語で「情報通信産業」と呼ばれます。また総務省や経済産業省では、IT業界を次のように分けています。
【IT業界の分類】
・受託ソフトウェア開発
・組み込みソフトウェア開発
・パッケージソフト開発
・ゲームソフトウェア開発
・情報処理サービス
・情報提供サービス
・市場調査サービス
・その他情報サービス
・インターネットサービス
【メリット】
- 成長市場であり年収が高い
- 専門スキルが身につき、独立もしやすい
(WEBマーケ会社→WEBマーケコンサル/ITコンサルなどに転職)
- 実力主義である:年功序列の文化は一切ない
- 変化が多く、継続的な勉強が必要
IT業界は世界で最も伸びている業界の1つです。
実力主義の社会でも大丈夫な人、変化を恐れず最先端の知識を勉強し続けられる人におすすめです。
一方、年功序列に慣れきっている人や、今更勉強なんて嫌だ。楽に稼ぎたいという人には向きません。
⑩:人材業界
人材業界は転職業界と、人材開発関連業界に分かれます。
・転職業界:転職エージェントで勤務し、転職希望者のサポートを行う
・人材開発業界:人材のスキルアップをセミナー・研修・動画を通して促す仕事
【メリット】
- 人のキャリアや成長に携われる
- お客様から感謝されやすい。人の成長が目に見えて嬉しくなる
- 給料も成果主義で、売れる営業マンは大金を稼げる
- 業界が安定していない。景気に左右される
- 土日出勤が多く、残業も多い
- 給料が平均的に安い会社が多い
⑪:広告業界
広告とは、企業の商品・サービスなどの魅力を広く情報発信し、消費者の購買欲を促進するためのコミュニケーション活動です。
広告業界の仕事には、営業・プランナー・クリエイティブと多様な職種があります。
クライアントの要望に応えて抽象的なイメージを具体的な広告として形にしていくプロセスに携われるのが魅力です。
【広告業界のメリット】
- 実力次第で高収入が可能(業界平均も650万と高め)
- やりがいのある仕事の機会が多い
- 基本的には週休2日(クライアントが大企業が多い為)
- 営業活動が激務でノルマもある
- クライアントに振り回されることが何より多い
広告業界はクライアントに振り回されることが多いものの、自分のやりたいことを形にできる仕事です。
他部署や外部と連携しながら、自分の力で大きな仕事を成し遂げたい人にはおすすめの業界です。
⑫:WEB業界
WEB業界は、WEBサイトやWEBサービスの制作事業を行う仕事です。
その他にも企業HPの最適化をしたり、顧客のHPを活用してより売上を高めるサポートをする業界です。
WEBサービスは大きく分けると8つに分けられ、下記媒体を通じて仕事をサポートします。
- SNS:Twitter・Instagram・Facebookなど
- ソーシャルゲーム::SNSをプラットフォームとするゲーム
- ポータル:インターネット利用の入り口となるWEBサービス全般を指す
- WEB広告:ブログやSNSなどインターネット上の媒体に掲載される広告サービス
- Eコマース:インターネットを通して売買や契約を行う取引形態
- キュレーション:インターネット上の情報を収集・選別・編集し、提供するWEBサービス
- Eラーニング:学びを電子化したもの
- 電子書籍:電子データ化された書籍
【メリット】
- 実力主義なため、年齢に関係なく実力次第で責任や年収があがる
- 仕事での知識が実生活や副業で行きやすい
- 起業したときにPC1台あればどこでも仕事ができる
- 労働時間が長い職場が多い
- クライアントからの要求が厳しい場合かなりストレスを抱える
- ベンチャー企業が多く福利厚生が整ってない会社も多い
WEB業界は実力主義なため、若いうちから裁量権のある仕事をしたい人や、誰より早く成長したい人におすすめです。
また将来的に起業して場所を選ばず働きたい人にもかなりおすすめの仕事になります。
⑬:住宅・不動産業界
住宅販売業界は文字通り、個人に対して家を販売する仕事です。
大和ハウス・積水ハウス・飯田グループHD・住友林業・ヘーベルハウスなどが挙げられます。
また不動産業界は商業施設・オフィス・個人住宅など様々な建物や土地を扱い、開発・販売・賃貸・仲介・管理と言った業務を行います。
三井不動産・飯田グループHD・三菱地所・住友不動産などが挙げられます。
【メリット】
- 良い住宅・不動産を販売してお客様に喜ばれたとき
- 実力主義のため、若い人でも評価され出世できる可能性がある
- 営業力がつくため、転職・独立しても営業に困らない
- 景気に左右されやすい
- 責任が重くプレッシャーが大きい
- 契約に至るまでのプロセスが長く時間をかけて受注できないと凹む
⑭:保険業界
保険業界は個人・法人に保険契約をしてもらう仕事です。生命保険・火災保険・自動車保険などを取り扱います。
【メリット】
- お客様に感謝される・個人での付き合いが広がる
- 稼ぐほど報酬が高くなる(成果報酬制度を活用)
- 稼げないと給料が全然でない職場もある
- 交通費・贈り物・ガソリン代・携帯端末代などの経費が自腹のところもある
- 家族や友人の信頼を失う可能性もある
保険業界は、退職者が8割と言われている厳しい業界で「営業力」が必ず求められます。
対人コミュニケーションや高い年収を目指したい人は外資系保険会社がおすすめですがリスクもあることは十分理解しましょう。
5.【結論】法人営業でおすすめの業界
結論、法人営業でおすすめの業界は「化粧品」「化学素材」「半導体」「IT」「WEB」「製薬」業界です。
理由を下記に記載しておきます。
- 化粧品業界:
必ず市場が伸びるから(男性用も需要あり)、女性に特におすすめ - 化学素材業界:
世界需要は伸び傾向。生活に必要なものはほぼ素材業界で作られている。 - 半導体業界:
車載半導体・仮想空間技術・遠隔医療・ロボット・ディープラーニング・次世代通信規格5Gに必要となり必ず伸びる。 - IT業界:
今最も熱い業界で成長市場であり年収が高い。専門スキルが身につき、独立もしやすい - WEB業界:
今後オンライン販売の必要性がますます高まるため。 - 製薬業界:
日本国内での市場は必ず伸び、特許があれば海外でも展開可能。
上記業界で働けば、自分で営業しなくていい、単価も大きい、将来も必要なスキルが身に付き年収も高いのでいいことづくめです。
6.法人営業への転職を成功させる方法
ここまで法人営業の業界と「おすすめ業界」についてお伝えしたところで法人営業への転職を成功させる方法を紹介します。
本記事の内容を実践することで、理想の業界が見つかるだけでなく、入社後も活躍できます。
6.1.好きな仕事
法人営業を成功させる1つめの方法は好きな仕事を選ぶことです。
なぜなら好きな仕事を選ばないと、努力が継続せず、仕事も苦痛になるからです。
業界のプロや、仕事が好きでしょうがない同僚に、未経験で興味のない人が勝てるわけがありません。
嫌いな仕事でも将来を考えて入社するのを否定はしませんが、相当な努力と逆境があることは理解しておきましょう。
6.2.将来伸びる業界
法人営業を成功させる2つ目のポイントは「将来伸びる業界」を選択することです。
なぜなら縮小業界で働いてしまうと、どれだけ優秀な人でも営業に苦労するからです。
また業界の市場が縮小しているため、成果を出しても給料が上がらないケースもあるので注意が必要です。
6.3.問い合わせの多い業界
3つ目は問い合わせの多い業界です。なぜなら営業マンが仕掛けないと案件が無い業界は、継続して働くのが大変だからです。
そのため基本的には、問い合わせが来て「クラインアントに課題がある状態」から営業できる業界を選びましょう。
化粧品・化学素材・半導体・IT・WEB業界は基本的に「問い合わせ対応」であることがわかります。
6.4.今後海外展開できる業界
4つ目の法人営業で成功するための方法は「海外市場に展開できる業界」を選ぶことです。
なぜなら日本国内の市場で営業しているだけだと、市場が縮小していくからです。
現在積極的に海外販売を行っている業界なら、10年後も伸びる市場に対し営業できるのでおすすめです。
6.5.転職エージェントを活用する
最後に最も重要なのが、法人転職に強みを持つ転職エージェントを活用することです。
なぜなら企業は日夜熾烈な争いをしているため、法人営業職を「非公開求人」で募集していることが多いからです。
そのため、2~3社のエージェントを併用して、非公開求人を探し続ける必要があります。
引用元:リクナビNEXT
7.法人営業転職におすすめのエージェント
法人営業におすすめの転職エージェント条件は次の通りです。
注意しなければならないのが、どれだけおすすめ業界を理解していても、うまく転職できなければ意味がないのです。
おすすめの法人営業に転職するために、エージェントに求められる条件は次の通りです。
- 法人営業職の非公開求人数が多い
- 法人営業の仕事内容を理解しており、あなたの営業実績をアピールできる
- ブランドや企業とのコネクションが豊富
- 履歴書・職務経歴書作成・面接サポートが充実
上記4つの条件を満たすのはリクルートエージェント、JACリクルートメント、ビズリーチです。
それぞれのメリットは次の通りです。
【営業職への転職におすすめエージェント】
- リクルートエージェント:求人数No.1なので、営業以外の非公開求人数が最も多いので登録マスト
- JACリクルートメント:サポート力がNo.1。書類・面接対策、その他サポートもめちゃくちゃ丁寧。
- ビズリーチ:営業マネージャーなど年収800万を超える求人が多数。低年収で転職しないためのストッパーとして活用
リクルートエージェントは社員の営業力がピカイチで非公開求人も豊富なので求人数を網羅するために利用します。
またビズリーチは課長職以上の800万求人を狙います。チャレンジすることで自分の市場価値がわかるので必ず併用しましょう。
またJACリクルートメントのコンサルタントのサポートは20社以上のエージェントに登録する僕の中で1番なので、転職や営業未経験者は必ず活用してください。
3社のメリットは全く異なるので、必ずこの3社を併用することをおすすめします。
8.法人営業転職はキャリアアップできる業界を選ぼう
ここまで【法人営業におすすめの業界と失敗しない転職術】についてお伝えしました。
法人営業は案規模が大きく、社内外の優秀なメンバーと仕事ができるため、やりがいのある仕事です。
年収も個人営業より高く、将来的なキャリアUPも可能な職種です。
一方で働く業界を間違えると、年々市場が縮小して成果が成果をでなくなる可能性があります。
更にひどい業界や会社では、成果を出しても給料が上がらない業界もあるので注意が必要です。
改めてお伝えすると、法人営業でおすすめの業界は「化粧品」「化学素材」「半導体」「IT」「WEB」「製薬」業界です。
これらの業界で働けば、市場が年々成長・営業の必要が無い・海外展開も可能なので他の業界より楽に稼ぐことができます。
転職する前に戦うフィールドに徹底的にこだわるのは、キャリアを成功させるうえで必須なので働く業界は慎重に選んでくださいね。
本記事を読んでくれたあなたが、成長業界に転職して、納得いくキャリアを積み上げられることを心から応援しています!
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