営業ノルマのストレスや対人コミュニケーションから抜け出したい…。
営業職以外の仕事につくことは難しくありませんが、キャリアUPするには営業スキルを最大限活かしながら、次に活きる「営業外転職」を実現する必要があります。
営業職が嫌だからと言って、むやみに転職すると給料が下がったり、次の転職に苦戦する人が多いです。
今回は「営業以外の仕事に転職したい人」にむけて【営業職以外に転職する方法とおすすめの職種】を紹介していきます。
本記事を読むことで、①営業の苦痛から解放され②その後もキャリアアップできる営業以外の職種に転職できるようになります。
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営業が向いていない・苦手にもかかわらず営業職を続けるとうつ病や対人恐怖症になって、社会復帰できなくなります。
かといってむやみに営業外職種に転職すると、経済的にきつくなって家族の関係が悪くなったりするので注意しましょう!
本記事の内容を実践して、キャリアUPの邪魔をせず、ストレスフリーな最高の選択をしてくださいね!
この記事を書いている僕は30代で、現役戦略コンサルタントとして10年働いています。
当ブログ『ビジネスギーク』で転職情報や年収を上げる方法を発信しています
:https://twitter.com/yuro_tasteearth
1.「営業以外の仕事に転職したい」か「今の職場が嫌」か判断しよう
営業職以外の仕事に転職したい理由は、次の通りです。
当てはまる人は、営業職がつらいと感じている可能性があるので「営業以外の職種」への転職を検討してもいいかもしれません。
ただし、営業職を転職するときは「営業そのものが嫌いなのか」「営業は好きだけど今の会社に不満があるか」判断しておかないといけません。
1.1.営業職が嫌いで転職したい
まず営業職そのものが嫌いなパターンです。
下記に当てはまる人は「営業職そのものが嫌い・苦手」なので迷わず「営業職以外の仕事」に転職しましょう。
- 営業で断られるのがつらい
- 対人コミュニケーションが苦手
- アポイント取得(電話アポ・飛び込み)をやりたくない
- 社内レースや同僚との比較から解放されたい
- 営業成績によって給料が変わる「不安定さ」を避けたい(成果報酬制度)
- お客様に嘘をつきたくない
1.2.今の職場が嫌いで転職したい(営業は続けたい)
次に「営業職は好きだけど、今の職場が嫌いだから転職したい」人のパターンです。
下記パターンの人は「今の会社を転職して営業職を続ける」のがベストです。
- 達成不可能な営業ノルマを課せられる
- 会社や上司からパワハラレベルで詰められる
- 自社商品の強みが無く、売れる自信がない
- 上司と営業の考えが合わず、人間関係が悪い
営業職への転職するときは、転職アドバイザーが企業にアピールする営業力が求められます。
下記の営業職におすすめのエージェントに2~3社登録して、心機一転で営業職に挑戦しましょう。
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2.営業以外の仕事へ転職希望する人の『求める条件』
営業職以外への転職をしたい人は「営業職でのフラストレーション」を避ける条件で転職する必要があります。
ここでは下記に、営業職のフラストレーションを避けられる条件について紹介します。
- 営業活動が不要
- 営業ノルマが無い・数値目標が無い
- 社内外の対人コミュニケーションが少ない
- 責任が軽くストレスがかからない
- 移動・訪問・外出が無い
- 怒号する上司が少ない仕事(落ち着いた人が選びやすい)
- 成果報酬制度ではなく、固定給
- 定時で帰れる
このような仕事を選ぶことで、営業職特有のストレスから解放された仕事を選ぶことができます。
3.営業に向いてない人の特徴や性格
営業職以外の仕事に転職する前に、自分が営業に向いてないか考えましょう。
なぜなら、営業に向いていない人は、厳しい話『頑張っても成果が出ない』からです。
営業が向いてない人の特徴や性格は次の通りです。
- 打たれ弱く「断り」に耐えられない人
- 対人コミュニケーションが苦手な人
- 挑戦できない人
- セルフマネジメント(目標管理)ができない人
- お客様に合わせ臨機応変に対応できない人
- 人に頭を下げられないプライドの高い人
- 失敗を認められない人・完璧主義者
- 改善できない人
- 常に学び続けられない人
- 上司や同僚との比較に耐えられない人
- 残業に耐えられない人
- 実力主義よりも年功序列のがいい人
- キャリアアップ志向がない人
上記に当てはまり「営業に向いてない」と感じるなら戦略的に営業職以外のキャリアを積み上げることが大切です。
4.営業職以外の仕事に転職するときの『パターン別 おすすめ職種』
ここからは営業職以外の仕事に転職するときの『パターン別 おすすめ職種』を紹介していきます。
あなたの環境に合ったパターンにおけるおすすめ職種を選ぶことで、ストレスフリー&強みを活かした職種を選べます。
ここでは、各職種におけるメリット(学べること)、デメリット(大変なこと)も合わせてお伝えしていきます。
パターン①:営業経験を活かす仕事に転職したい人
パターン①では営業経験を活かせる営業以外の職種を紹介します。
営業職で培った、事業・商品理解力を活かせる職種を選ぶことで、社内で活躍できるはずです。
パターン①-1:経営企画職
経営企画職は、会社全体の戦略を作ったり、株主総会向けの売上資料を取りまとめる仕事がメインです。
基本的に社内作業が多く、コロナ環境下でもリモート作業がほとんどで出社義務もありません。
各事業部からの売上確認や、事業部からの依頼事項(調査など)が多いため、営業職で働いた経験があれば事業理解がスムーズにできるため活躍しやすいです。
【経営企画職のメリット】
- 会社の方向性や、戦略の全体像を学べる
- 企業経営について、経営陣から学べる
- 株主総会向け資料の作成力が身につく
- 数値管理力が身に就く
- 各事業部との社内コミュニケーション力が身につく
【経営企画職のデメリット】
- 経営陣からの依頼が大変でプレッシャーもある
- 各事業部との社内コミュニケーションが大変
- 大手企業では、海外拠点とのやり取りも必要(米国などは時間差)
パターン①-2:営業企画
営業企画職は、各事業部の売上を最大化するために、戦略や手法を企画する部署です。
経営企画の下のレイヤー(階層)になり、会社全体の話よりも、事業部の営業売上を拡大する視点が求められます。
ここでも営業経験を積んでおくと、営業売上拡大に向けたアイデアや戦略が浮かびやすいため、営業経験を活かせます。
【営業企画職のメリット】
- 営業職の経験がダイレクトに生きる
- より広い視点で営業業務に携われる
- 営業実務と企画の両方できると経営幹部になりやすい
【営業企画職のデメリット】
- 営業メンバーからの依頼が多い(あれもこれもやってと大変)
- 売上が出ないときに、経営陣からの風当たりが強い
- 売上改善の手法やアイデアが出せない人は必要とされない
パターン①-3:事業企画・新規事業部
事業企画・新規事業推進部の仕事は、既存事業以外の仕事を作り出す職種です。
既存事業の依存から脱却するための『会社の第3の柱』と呼ばれる事業を作る重要なポジションです。
新規事業を立ち上げる時も、既存事業との互換性を理解して作らなければ、経営陣から企画承認がもらえないため、営業職として事業理解できていることは重要です。
【新規事業部のメリット】
- 既存事業にとらわれない新事業を創り出す経験が詰める
- 日本企業は新規事業部の経験が求められるため、キャリアアップに困らない
- 新規事業をつくるために必要な調査力が得られる
【新規事業部のデメリット】
- 企画力やアイデア力が無いと、経営陣から承認がもらえない
- 新規事業立ち上げ・推進の方法を学ばないと価値が出せない
- まずは1-3人部署から始まることが多く、中には激務な会社も多い
パターン①-4:マーケティング職種
マーケティング職種は「モノが売れる仕組みを作るための部署」です。
事業部と協力してより商品やサービスが売れるようにサポートをしていきます。
マーケティングとは「モノが売れる仕組みを作る」ことで、商品全体・価格・流通・プロモーション部分にテコ入れして「営業をしなくてもモノが売れる」ようにします。
マーケティング職種に転職するときも、営業職として商品やサービスを理解する力が活かされます。
なぜなら、商品やサービスを徹底的に理解しないと「売れる仕組み」を作るためにどの部分にテコ入れすればいいかわからないからです。
営業による商品理解ができていることから、商品やサービスの強みを活かしながら売上拡大のサポートができるようになるでしょう。
【マーケティング職のメリット】
- 物が売れる仕組みを理解できるようになる
- 一度販売拡大に貢献すると次から次へと仕事をもらえる
- フリーランス・独立した後も販売の仕組み作りに苦戦しない
【マーケティング職のメリット】
- 基本的にはない。将来も含め絶対学んでおくべき。
- 大手企業だと優秀なマーケターも多く、自信を無くすこともある。
- 大きな仕事をするまでに、数年間下積み時代が必要な場合もある。
パターン①-5:広報
広報の仕事は所属する企業や自社商品・サービスをPRすることです。
プレスリリースや顧客からの問い合わせ・クレーム対応を行うこともあります。
他の職種と同様「自社商品やサービスを深く理解して、魅力を伝える」必要もあります。
顧客への対応は営業時代のコミュニケーション力や誠実な対応が功を奏す場面も多く、営業の経験が活きてきます。
【広報の仕事のメリット】
- 自社のことを社会にアピールする技術が身につく
- ハブ機能を果たすことでコミュニケーション能力が高まる
- 会社・商品・サービスをブランディングする能力が高まる
【広報のデメリット】
- 業務量が多く、多忙になる可能性がある
- 大手企業だと、分業体制のため、広報業務の一部しか携われずスキルが伸びない
- 広報を外注している会社の場合、スキルが身につかない
広報の仕事を充実させるには規模の大きさ関係なく、戦略作りから実行フェーズまでの広報全体に関われるかがポイントになります。
パターン①-6:人事部
最後は人事部です。人事部の仕事は①人事評価や労働環境を整える労務人事と②優秀な新卒社員・即戦力中途社員の採用と、幹部社員までの育成が主な仕事になります。
特に採用メンバーは、会社の価値を応募者に伝える必要があるため、営業現場での経験を積んでおくことで会社のことを等身大でアピールできます。
優秀な経営者は、営業TOPの人材を人事部に異動させる
といいますが、採用力=営業力なので、人事部は『会社や現場のことを理解した営業の強み』が間違いなく活きる職種と言えるでしょう。
【人事部のメリット】
- 会社の全体戦略が理解できるようになる
- 社会や経営者から求められる人材像がわかり、次以降の転職に生きる
- 自分が経営者になる場合、採用を理解して「採用と育成」にこだわると会社が安定して伸びる
【人事部のデメリット】
- ベンチャー企業の場合、人数が少ない為、採用シーズンは鬼のように忙しい
- 社員から「退職の意向」を告げられた時に断腸の思いになる
- キャリアが人事関連に絞られてしまう可能性がある
人事部では人への関心力やコミュニケーション力が求められるため、経営や人の成長に興味がある人にはおすすめです。
パターン②:とにかく営業以外の仕事で転職したい人
2つ目のパターンは、とにかく営業以外の仕事で転職したい人におすすめの職種です。
営業ノルマからの解放、対人コミュニケーションへのストレスを減らせる職種を選んでいますので、参考にしてみてください。
パターン②-1:事務職(工場事務など)
得に営業から解放されて楽なのが工場事務職員です。
工場事務職員は『工場で事務を行う仕事』で女性を中心に人気があります。
仕事内容はデータ入力・発注職作成・納品書や請求書チェック・製造管理・電話対応・書類整理が中心です。
【工場事務がおすすめな理由】
- 工場なのでカレンダー通り休みになる
- 工場は定時に終わるので、事務職も残業しなくていい
- 仕事内容も大半がデイリー業務で占めており楽ちん
医療事務は病院・薬局・歯科医院などの医療現場で事務を行うメンバーのことですが大変との意見が多いです。医療事務の具体的な仕事内容は会計業務・診察の受付・予約確認・医師&看護師への取り次ぎなどがあります。
パターン②-2:公務員
公務員には国家機関や行政執行法人で働く『国家公務員』と、都道府県庁や市役所など地方機関で働く『地方公務員』があります。
公務員の職種は下記のように様々ですが、ノルマもなく年功序列で安定しているので、働きやすいです。
- 行政系:役所での住民票発行・官公庁へのPR・地域の福祉充実
- 心理系:国家公務員は、厚生労働省や裁判所、地方公務員は児童相談所などで相談専門員として活躍
- 福祉系:児童相談所や福祉事務所
- 専門職系:外務省・財務省・国税庁など
- 技術系:土木・建築の専門知識を活かし、都市開発やエネルギー開発などの仕事に携わる
- 公安系:警察官や消防官
- 資格免許職:看護師・獣医師・栄養士
パターン②-3:教師・塾講師
教師や塾講師は、学生に対し学問を教えることが仕事内容です。
ノルマが無く、必要なカリキュラムを教えていくだけなので、学力の高い方にはおすすめです。
【教師・塾講師が楽な理由】
- ノルマが無い※入塾率や合格率ノルマがある場合もある
- 自分が理解していることなら、教えることは簡単
- 朝はゆっくりしたい『夜型の人』におすすめ
【塾講師が大変な理由】
- 学生の学力向上と試験合格へのプレッシャーがある
- 子供や親とのコミュニケーションが求められる
- 夜型なので、友人と飲みに行けない
教師職は大変なことも多いですが、学生が志望校を合格する過程を見届けたり、達成した時の喜びは何事にも代えがたい嬉しさを感じられるようです。
パターン②-4:銀行員
銀行員は銀行に勤務する人のことで、預金・貸付・為替などの各領域で、営業や事務などの職種に就くことです。
銀行には都市銀行・信用金庫・政府系銀行・ネット銀行などの種類があり、それぞれに合わせたサービスを提供しています。
- 預金業務:お客様の預貯金の管理を行う
- 為替業務:銀行口座を通して、債権や債務の決済をするために振り込みや送金を行う
- 融資業務:資金を必要としている企業や個人にお金を融資する
銀行員のメリットは下記の通りです。
【銀行員が営業職以外におすすめな理由】
- 多くの人や企業によって重要な役割を担える
- とにかく労働条件が良い(定時帰りが可能。福利厚生も充実している)
- ノルマが無いので、淡々と仕事をこなせる
【銀行員が大変な理由】
- 専門知識の取得や競争はある
- 入出金額が1円でも合わないと帰れず大変
- 給料が少ない職場も少なくない
パターン③:次のキャリアに活きる資格・スキルを身につく職種
パターン③は次のキャリアに活きる資格やスキルが身につく職種です。
下記職種で働くことで、仕事がなくなることが無くなったり、キャリアを重ねるごとにどんどん給料や活躍の場が増えます。
パターン③-1:システムエンジニア(社内SEがおすすめ)
システムエンジニア(SE)の仕事は情報システム開発における上流工程を担当します。
具体的には「要求分析・要件定義」「基本設計」「詳細設計」「テスト」などの業務になります。
そして働くなら社内SEがおすすめです(社外SEはプレッシャーが大きい)
【システムエンジニアがおすすめな理由】
- IT時代において絶対仕事がなくなることが無い
- 人材が足りてないので、高収入を得ることが可能
- 残業や徹夜作業が少ない(定型業務)が中心
- モチベーションが維持しやすい(自社の社員と腹くので)
- 顧客と接する機会が少なく、精神的なプレッシャーが少ない
パターン③-2:プログラマー
プログラマーの仕事はシステムエンジニアの指示に従ってコンピューターを動かす「プログラム言語」を用いて、様々なシステムやソフトウェアを作る仕事です。
エンジニアの世界では、新人として入社するとまずはプログラマーとして配属されることが一般的です。
Java,Javascript,Perl,PHP,Objective-Cなど様々なプログラミング言語を活用しながら、コンピューターやシステム知識・理論的な思考を身につけていきます。
【プログラマーになるメリット】
- 高収入が見込める(20代の平均年収700万)
- 将来も仕事がなくなることが絶対ない
- 対人コミュニケーションが不要な時期もある
- 独立したり、フリーランスとして働くことも可能
【プログラマーのデメリット】
- 最初に勉強するハードルが高い
- 常に勉強と、新しいプログラミング言語の更新が必要
- エンジニアに上がれないと、同じ作業ばかりでつまらない
パターン③-3:経理
経理の仕事は伝票作成・入力から申告書の作成まで様々です。
会社の経営管理を行うために予算の編成をしたり、営業経費や給与支払い・預金の出納管理をします。
またその為の必要資料を作成したり、帳簿に記帳したりするのも経理の仕事で月末には集計を行い決算書を作成します。
【経理で働くメリット】
- 経営に近いところで働ける
- 専門性が高く、キャリアップが見込める
- 働き方を選べる(正社員・パート・派遣など)
【経理の大変なところ】
- 数字や計算に強くないときつい
- 以外と社内コミュニケーション力が求められる
- 月末・決算時期は残業が多い会社もある
経理業務は知識や経験を積むほどキャリアアップが可能です。
一方で近年では、経費を削減するアイデア(攻めの経理)が出せることが求められたり、AI(人工知能)による代等で仕事がなくなる可能性もあります。
言われたことだけこなす経理ではなく、付加価値の高い経理人材を目指したい人だけ経理職を選ぶことをおすすめします。
パターン③-4:法務
法務職の仕事は、企業が事業を展開する際に必要な、法律にまつわる仕事を担うプロフェッショナルです。
企業や公的機関などの組織における法務関係の業務を全て担います。
主な仕事としては契約書の作成や著作権の管理、消費者や取引先とのトラブル仲介、法令順守の体制作りなどがあります。
【法務職で働くメリット】
- キャリアを重ねると幅広い選択が可能になり、年収もアップする
- 弁護士事務所への転職やキャリアップもしやすい
- 部署異動が少ないので、腰を据えて業務に万進できる
【法務職のデメリット】
- 専門知識が求められ、学習意欲がない人にはつらい
- 細かい点に気づけない人は、仕事で活躍できずストレスが溜まる
- 社内外のコミュニケーションが求められるため、結局営業職と変わらない悩みが生まれる
パターン④:個人時代を生き抜きたい人におすすめな職種
最後のパターン④は個人時代を生き抜きたい人におすすめな職種です。
簡潔に言うと「WEBスキルと副業スキル」は絶対に学んでおくべきです。
なぜならWEB・副業スキルを身につけると、少額で事業を立ち上げられ、世界中どこでも好きな場所で働けるからです。
また近年はこれまで以上に、大手企業でもWEBプロモーションやHPのSEO対策が求められるため上記スキルは企業勤務でも超役立ちます。
これからの時代の付加価値を高めたい人は「WEBスキル」と安定した収入を得る「副業スキル」を高めておきましょう。
パターン④-1:WEBライター
個人時代を生き抜きたい人に最初におすすめする職種は「WEBライター」です。
WEBライターの仕事は、WEBマーケターやSEO担当の指示でブログを書いたり、サイトの記事を書く仕事です。
タイピングとライティング力があれば、誰でもどこでも働け、主婦や副業初心者の方におすすめの職種です。
【WEBライター職種のメリット】
- 時間と場所を選ばず働ける(フリーランスの必須スキル)
- 熟練してくれば文字単価が上がり、高収入も狙える
- 副業でのブログ執筆やSEOコンサルにも活きるスキル
- ライティングを繰り返すことで論理思考力が高まり本業で成果が出る
【WEBライターのデメリット】
- 文字を書く・考える・リサーチが嫌いな人はできない
- 最初は文字単価が少なく、自給換算するとつらい
- WEBマーケターやSEOコンサルなど依頼主とのコミュニケーションが発生する
パターン④-2:WEBマーケター
2つ目におすすめな職種は『WEBマーケター』です。
WEBマーケターは、企業の商品やサービスについて、WEB上(オンライン)でどんな見せ方・売り方をすべきか考える役割です。
言葉の通りWEB上でマーケティングする人のことですね。
WEB掲載上での価格・WEB上での顧客導線の構築・WEBプロモーション戦略と施策の実行など幅広い知識が求められます。
【WEBマーケターのメリット】
- 今後、各社更にWEBマーケティングの力は求められるので、引っ張りだこになる。
- 給料も高く好きな場所で好きな時間に働けるので超おすすめ。
- マーケティング力が高まるので、営業職やコンサル職への転職も可能になる
【WEBマーケターのデメリット】
- 知識・スキル・経験の取得に時間がかかる
- WEBライターからの下積みが苦痛に感じる場合がある
- 社内外での調整役がストレスになる場合がある
WEBマーケターは、企業の売上を大きく左右するため、報酬が高い一方でストレスも多めです。
待遇とストレスのバランスを考えながら、キャリアを選んでいきましょう。
パターン④-3:SEOコンサルタント
SEOコンサルタントは、Googleの検索ページにおけるサイト・記事の上位表示をサポートするコンサルタントです。
例えば「空気清浄機 おすすめ」で上位表示すると、記事が見られて空気清浄機が売れるようになります。
各社とも自社の商品を検索エンジン上で上位表示させることに力を入れており、優秀なSEOコンサルタントは給料も多くもらえます。
検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)の略。記事の構成やライティングにより、記事を検索結果上で憑依表示させる技術
WEBマーケターとSEOコンサルタントが混在している人がいますが全く別物です。
- WEBマーケター:WEB全体の戦略やマーケティング(売れる仕組みの構築)
- SEOコンサルタント:検索エンジンにおける『サイト&記事の上位表示』が主な役割
【SEOコンサルタントのメリット】
- WEBサイトの仕組みについての理解が深まる
- WEB記事を上位表示させるコツがわかり、副業サイトで稼げるようになる
- 論理思考力と課題解決能力が高まりどこでも活躍できるようになる
【SEOコンサルタントのデメリット】
- 成果が出ないとクライアントからの風当たりが厳しい
- SEOで成果を出すには一定期間(通常半年から1年)かかる為、プロジェクトの足が長い
- クライアントから細かな修正が入ると、多忙になる可能性もある。
パターン④-4:WEBデザイナー
最後の個人時代を生き抜くためにおすすめの職種はWEBデザイナーの仕事です。
なぜならWEBサイト制作において、デザインは視覚的にも重要な位置づけを持つからです。
またWEBデザインができることで、個人のブログをデザインしたり、Twitter・インスタ・TikTokでもキャッチーなアイキャッチ画像が作れるなどメリットばかりです。
【WEBデザイナーになるメリット】
- 自分の好みのWEBデザイン画像を作成できる
- より読者に視覚的に満足してもらえるWEBサイト・記事作成が可能になる
- 副業・SNS運用で、独自性が生まれ稼ぎやすくなる
【WEBデザイナーのデメリット】
- 比較的給料が安い
- 納期前は仕事がめちゃくちゃ忙しくなる
- クライアントからの要望が多く・正解がないためイライラすることが多い
WEBデザイナーになることで、どこでも働けるスキルが身に付きますが、知識のないクライアントが安易に「これやって」と理不尽なことを言ってきたり大変なことも多いです。
仕事内容や仕事の規模感は必ず確認しておきましょう。
番外編:副業スキルも必ず身につけておく
最後は番外編ですが、営業以外の転職とは別に副業スキルも身につけておきましょう。
なぜなら長期視点でコツコツと副業を続けることで、営業不要な仕事環境を作れるからです。
- ブログアフィリエイト
- SNS運用
- 投資運用技術
- YouTube
まだまだ副業の種類は沢山ありますが、副業スキルがあれば将来的にフリーランスになってストレスフリーな仕事環境が作れます。
5.営業以外への転職を成功させるSTEP
ここまで営業以外のおすすめ職種を紹介しましたが、肝心なことは営業以外の職種に転職できるかどうかです。
正しい転職技術を身につけてないと、行きたい職種はあるけれど転職できない「絵に描いた餅」状態になるからです。
下記STEPを踏んで、転職を実現してくださいね!
- 営業職以外への転職動機を明確にする
- 応募先の企業・商品・業界研究を怠らない
- 転職エージェントを「複数社」利用する
- 第一印象は特に意識する(リモートMTG含む)
- 面接では自信を持って、はきはきと話す
- 質問を正確に把握し、PREP法で適切に返す
- 実績を数字を使ってアピールする
6.転職するときの分野別おすすめエージェント
ここからは営業職以外への仕事に転職するときのおすすめ転職エージェントを紹介していきます。
営業職以外への転職を実現するには、下記の条件を満たすエージェント選ぶのがポイントです。
【営業以外転職を実現するエージェント条件】
- 非公開求人数が多い
- 営業以外転職でも年収が下がらないエージェント(営業力がある)
- 転職アドバイザーの質が高い
上記条件を満たすエージェントは下記の通りです。
【特におすすめのエージェント】
おすすめ①:リクルートエージェント
リクルートエージェントは40年以上の歴史がある実績No.1のエージェントです。
業界最大手だけあって全コンサル転職エージェントの中でも群を抜いて求人案件数がNo.1です。
【リクルートエージェントがおすすめな理由】
- 92%の人が登録しており圧倒的な人気(登録しないと機会損失)
- 高品質な求人数を増やせて、どの地域にも対応)
- 大手求人も豊富でホワイト企業転職が目指せる
- 百戦錬磨の大手総合エージェントのため手厚いサポートを受けられる
いずれにせよ転職を成功させたければ優良求人案件の取りこぼしを防ぐために、登録必須といえます。
どの転職エージェントを登録すべきか迷っている方はリクルートエージェントを登録しておけば間違いありません。
参考:リクルートエージェントの評判と口コミは?第二新卒で利用した僕が徹底解説
おすすめ②:JACリクルートメント
数ある転職エージェントの中でもNo.1におすすめなのがJACリクルートメントです。
JACは外資系・国内企業のグローバルポジション求人数が国内実績No.1で、なんと外資系案件が全体の60%を占めています。
僕も2人ほどJACの方に相談しましたが、どなたも人柄が素晴らしく、対応がスピーディで大変信頼できました。
そして何より真剣にキャリアについて一緒に考えてくれているのが伝わってきます。
グローバル案件に関わる転職を行いたかったので僕は登録しましたが、個人的にはNo.1の転職エージェントで、今後も100%信頼をしてサポートしていただきたいと思えるエージェントです。
【JACリクルートメントがおすすめな人】
- グローバル勤務・海外駐在求人を探している人
- 外資系企業で働きたい年収500万以上の人
- 超手厚い転職サポートを受けたい人
参考:JACリクルートメントの評判と口コミは?使った感想と僕が1番おすすめする理由
おすすめ③:マイナビIT AGENT
マイナビIT AGENTはIT・WEB業界に強い転職エージェントです。
国内最大級の転職支援実績を持つマイナビがIT・WEB業界転職特化で作った転職エージェントです。
全国の大手上場企業から人気ベンチャー企業、隠れた優良企業まで多くの人事採用担当との太いパイプを持っています。
IT・WEB業界出身のキャリアコンサルタントがブレーンとなり、1人ひとりのニーズにマッチした転職サポートをしてくれます。
特に関東エリアの求人を網羅しており、東京・神奈川・埼玉・千葉の優良求人が豊富で、20代~30代の転職に強みを持っています。
7.営業以外への転職に有利な資格
ここからは営業以外の仕事に転職するときに有利な資格について紹介していきます。
下記資格を取得することで、営業職あがりでも信頼してもらえ、営業以外への転職に有利になります。
資格名 | 転職先・職種 |
---|---|
日商簿記検定2級 | ・事務職 ・会計事務所 ・税理士事務所 ・銀行職員 |
マイクロソフトスペシャリスト | ・経理業務に携わる人 |
中小企業診断士 | ・コンサルティング会社 ・税理士事務所など |
MBA | ・経営企画職 ・営業企画職 ・マーケティング職 |
キャリアコンサルタント | ・人材業界 ・ハローワーク・転職・再就職支援機関 |
ファイナンシャルプランナー | ・金融業界 ・不動産業界 |
8.営業以外の仕事へ転職するときの注意点
営業以外の職種へ転職するときの中御移転は下記の通りです。
注意点を理解しないまま転職すると給料が下がったり、後のキャリアに営業が出るので注意が必要です。
注意点①:年収が下がる可能性が高い
営業以外へ転職するときの1つめの注意点が「年収が下がる可能性が高い」ことです。
なぜなら、語弊がありますが、社会一般では営業職の方が付加価値が高いと思われているからです。
また営業職は多くの人がストレスを感じ避けやすい職種でもあるため、営業以外の職種の場合、年収が下がる可能性も高いのです。
注意点②:社内コミュニケーションが増える
2つ目の注意点は社内コミュニケーションが増えることです。
なぜなら営業以外の職種は、会社の経営陣屋、社内の営業メンバーとのコミュニケーションが多いからです。
営業職でもそれ以外でも、話を要約し、相手に簡潔にわかりやすく話すスキルは求められます。
注意点③:営業職から下に見られることもあり自尊心が傷つく場合も
3つ目の注意点は営業職から見下されて、自尊心が傷つく場合もあることです。
理由は営業マン(人格者でない)でも、バックオフィスメンバーに横柄な態度を取る営業マンが一定数いるからです。
「なんでこんな人の言うこと聞かないといけないんだ」「この人のために協力する気にはなれない」と感じますが仕事なので仕方ないのです。
注意点④:次の転職で営業職に戻るのが難しい
営業以外への職種へ転職す時の最後の注意点は「次の転職で営業職に戻るのが難しい」パターンです。
なぜなら、営業外から営業に戻ろうとすると「営業に耐えれず辞めたのか?」と要注意人物と認識されるからです。
再度営業職に挑戦するときは、必ず営業職でより実績を積むために「営業職以外」の仕事を頑張っていたことを伝えましょう。
【楽な仕事ランキング】①肉体的②精神的③時間的④好条件別のおすすめ職種
9.営業以外の仕事への転職前はエージェントに相談しよう
ここまで【営業職以外の仕事に転職する方法とおすすめ職種】を紹介しました。
営業職以外の仕事に転職する前は、辞めたい理由が「営業以外の仕事がしたい」なのか「今の職場が嫌」か確認しましょう。
焦る気持ちをおさえ、営業職で感じたストレスや嫌だった気持ちを棚おろしして、営業職のストレス条件から避ける職種を選ぶ必要があります。
営業職以外への職種に転職するときは、それぞれの職種のメリット・デメリットを十分理解して、第5章の「転職成功STEP」の順番で自分に合った仕事を選んでください。
最後に営業職以外に転職すると年収が下がったり、営業職に戻るのが難しい場合もあるので、後悔しないキャリアを入念に考えてくださいね。
営業職でストレスを感じたまま、仕事を続けるとうつ病や対人恐怖症、蕁麻疹など様々な病気になるのでストレスが大きい人は定期的にキャリアを振り返ってください。
本記事を読んでくれたあなたがストレスフリーで、イキイキと働けることを心から応援しています!
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