この記事を書いている僕は30代で、現役戦略コンサルタントとして10年働いています。
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・新卒1~3年で会社を辞めるのは甘え?辞めないほうがいい?
・新卒で会社を辞めていい場合ってどんなパターン?
こんな悩みを抱える人に向けて、ブラック企業から転職で年収2倍・休日2ヶ月増を勝ち取った僕が【新卒で辞めるべきか「後悔ゼロで判断できる」完全マニュアル』のご紹介をします。
本記事を読むことで、下記について知ることができます。
- 新卒で仕事が辞めたいときに転職すべきか判断する方法
- 転職活動を成功させるため事前に知っておくべきこと
- 転職後も、再転職しないために必要な考え方
新卒で仕事を辞めたいけど、仕事ができないまま辞めると次の会社でもうまくいかず、退職ループに入ります。
一方で転職すべきタイミングで転職できないと、うつ病になったり昇進・昇格のチャンスが失われるので危険です。
本記事を読んで仕事を辞めたいときに①新卒で仕事を辞めたいときに転職すべきか②新卒で転職する前に知っておくべき情報③転職後も失敗しない考え方を手に入れて、正しい判断と有利な転職活動を進めてくださいね。
- 後悔せずに第二新卒を成功させる方法は→こちらから
- 転職したい決意が固まっている人は→おすすめ転職エージェントの章に進んでください
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1.新卒で仕事を辞めたいと思うのは甘え?甘えじゃない?
結論から言うと、新卒で仕事を辞めたいと思うのは『全く甘えではありません』。
なぜなら、人によって悩みの種類や深さ、働く環境は全く違い、本人がつらいと思えばそれは『つらい』からです。
また1社目から自分が満足できる会社に出会えることは無く、事実、新卒入社3年以内で約3割が辞めています。
厚生労働省の資料でも、3年以内に30~50%辞めていることから、辞めることが普通であることも読み取れます。
【入社3年目までに退職する人は25%以上】
引用元:マイナビ転職:https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/caripedia/36
引用元:厚生労働省 新規大卒就職者の事業所規模別就職後3年以内※の離職率の推移
参考記事:仕事を辞めたいのは『甘えor甘えじゃない?』どっちか判断する18の方法
2.新卒で仕事を辞めたい15の理由
新卒で仕事を辞めるのは甘えではなく辞めていいのですが「なぜ今の会社が辞めたいのか?」ははっきりさせましょう。
辞める理由があいまいなまま辞めると、次も同じ条件で辞めてしまうため注意が必要です。
仕事を辞めたい本当の理由15選
- 病気やうつの手前
- 上司との人間関係が合わない
- 仕事が辛すぎて、耐えられない
- 貧乏から抜け出したい・給料を上げたい
- 労働時間が長すぎる。時間が欲しい。
- 仕事の将来が不安でしかない。
- 20代でキャリアアップ転職に失敗したくない。
- 定時で帰りたい。
- 福利厚生がいい会社で働きたい
- 同僚や上司を見返したい
- やりがいのある仕事がしたい
- グローバルで活躍したい
- 独立したい・誰にも指図されたくない
- 好きなことに挑戦してみたい
- 結婚・妊娠
仕事を辞めたい理由と対処法についての詳細は『仕事を辞めたい15の理由』と悩み別の解決策を徹底紹介!【あなたはもう十分頑張った】を参考にしてください。
仕事を辞めたいときの診断チェック項目を見る
仕事を辞めたい理由がわかったら、今あなたがどれくらい会社を辞めるべきなのか『チェック項目』を確認しましょう。
参考記事:仕事を辞めたいときの『診断チェック項目15個』を紹介!【該当するなら要退職&転職】
4個以上チェックが付いた人は、転職しなくても転職エージェントと退職代行とのコネクションは作っておきましょう。
【チェック数と評価水準】
- 1~3個未満:会社に不満ありだが現状問題
- 4~6個:危険信号(友人・上司・転職エージェントに相談、いつでも転職できる準備)
- 7~9個:危険(今すぐ転職すべき・すでにうつ病の傾向がある人は休職する)
- 10個以上:超危険:ほぼうつ病の可能性が高いので、医師に早急に相談。
※あくまで僕の考えた基準ですので、チェック数が少なくても危険だと思った場合はすぐ医師に相談してください。
転職理由は①解決可能か②解決時間はどれくらいか考える
最後に、転職したい理由が①そもそも解決可能なのか?②解決までどれくらいの時間がかかるか検討しましょう。
そもそも解決不可能な理由な場合、今の会社で解決は見込めないので、早急に退職する必要があります。
- 人事評価制度が納得いかないけど、変えるのは不可能
- 仕事内容が向いていないが、会社の仕事内容は変わらない
また、悩む理由の解決までに時間がかかる場合も、転職を検討した方が圧倒的に速いです。
- 上司と人間関係が悪いけど、上司が辞める見込みはない
- 社内で昇給・昇格している人はほとんど10年戦士
このような場合は、貴重な20代を棒に振ってしまう可能性があるので、早めに逃げましょう。
3.新卒3年目未満で仕事を辞めるメリット・デメリット
新卒3年目未満で仕事を辞めるメリット・デメリットを事前に知ることで、後悔しない退職と転職が可能になります。
早期退職するメリットは次の通りです。
- 自信を失わずに済む、うつ病を回避できる
- 満足いく会社や向いている会社に出逢える可能性がある
- 第二新卒で未経験業界・業種に挑戦しやすい
新卒退職メリット①:自信を失わずに済む・うつ病を回避できる
早期退職のメリットは、自信を失わずに済む、うつ病を回避できることです。
なぜなら、理不尽な上司に怒られ続けると、自信を失ったりうつ病になりますが、悪い環境でもすぐに病めれば心身を壊さずに次の挑戦ができるからです。
入社後すぐに、上司や会社が危険だと察知した場合や、仕事が合わない・向いてないと判断したら早急に逃げ出しましょう。
参考記事:仕事を辞められないまま5年が経った僕の経験談【辞めますと言えず超後悔】
新卒退職メリット②:満足いく会社や向いてる仕事に出逢える可能性
2つ目の早期退職メリットは、満足いく会社や向いている仕事に出逢える可能性があります。なぜなら、1社目から自分の求める会社には中々出会えないからです。
キャリタス就活によると、入社後にギャップを感じる人の割合は6割を超えているのがその証拠です。
引用元:キャリタス就活:https://www.disc.co.jp/wp/wp-content/uploads/2020/03/wakatechosa_202003.pdf
逆にメンタリストDaiGoさんのYouTubeによるとアイオワ大学の研究で、企業側は「採用者が仕事で活躍できるかどうかは学歴や面接などで判断不可能」と言っており、仕事に向いているか、続けられるかを判断するのはかなり難しいようですね。
新卒退職メリット③:第二新卒で未経験業界・業種に挑戦しやすい
3つ目の早期退職メリットは『第二新卒で未経験業界・業種に挑戦しやすい』ことです。
なぜなら、新卒3年目までは第二新卒と呼ばれ、今後も育成・成長の見込みがあると認識されているからです。
25歳あたりまでは未経験でも転職できるため、やりたいことや向いていることが見つかれば、職歴を傷つけず挑戦が可能です。
新卒退職デメリット①:逃げ癖が付いて結局成長できない
一方で、新卒退職のデメリットは『逃げ癖がついて、結局成長できない』ことです。
なぜなら早期に退職するということは、できないことをできないままにした状態で辞めることになるからです。
社会人では、クライアントの問題解決をするために、難解な課題や、困難な状況が多々起こります。
嫌なことがあったときに、その都度逃げていては「できること」が増えず、顧客価値を提供できないため・チャンスが増えない&キャリアアップできない自分になるのです。
新卒退職デメリット②:職歴に傷がつく
早期退職すると、職歴に傷が付いたり「嫌なことから逃げてる・すぐ辞める可能性がある」と思われる可能性があります。
会社は長期で働いてくれる人を求めています。また転職エージェントへの支払いが30%になるため、どれだけ優秀でもすぐ転職する人は採用しにくいのが現状です。
転職エージェントを介してあなたが1000万で企業に転職した場合、企業側は転職エージェントに約30%(300万)の転職費用を払う必要があります。支払ったにもかかわらず早期退職されると企業にとっては大きな痛手になるのです。
新卒退職デメリット③:学べることを最大限学んで辞められない
最後に最も大きなデメリットは『仕事ができる上司や同僚から仕事のノウハウを学びきれない』ことです。
会社には生きた教材ともいえる優秀な人が数名はいます。そのメンバーが成果を出せる理由・方法・手順を学ばないまま辞めるのは本当にもったいないです。
可能であれば、学べることはすべて学んだ状態で辞めると、現職の仕事が有意義だったものになり、次のキャリアにも生かせるでしょう。
学ぶべきビジネススキルの観点は、下記記事を参考にしてみてください。
参考記事:【コンサル10年の結論】社会人20代で身につけるべきビジネススキル30選
4.【経験談】僕が新卒で仕事を辞めなくて後悔したこと・良かったこと
僕の場合は入社して、5年目で転職をしました。
新卒で転職も検討しましたが結果的に長くいることでよかったこと・後悔したことがありましたので、経験談を正直に書いていきます。
良かったこと①:つらいことに耐えれた自信。できない時ほど成長できた。
1つめの良かったことは、つらいことに耐えれるようになって、継続力が身についたことです。
そのため、今では多少つらいことがあっても「あの時に比べれば超余裕」と楽観視して余裕ある生活ができています。
またできない・つらい時ほど学ぶと圧倒的に成長でき、今では同じように悩むメンバーの力になれています。
参考記事:仕事ができない人の特徴15選と、辞めたいときの18の解決法
良かったこと②:結局、仕事の経験はどの分野にも活きると気付く
2つ目は「結局、どんな仕事の経験も、他の仕事に活きる」ということです。
前職では営業・左遷された後は飲食店のコンサルティングをしていますが、転職後も当時学んだ営業&コンサルノウハウは超絶活かされてます。
また今でも今意味のなさそうなことでも「将来この分野で使えるスキルかも」と吸収することで、他社の同期よりも知識や経験幅が大きくなっています。
良かったこと③:壮絶なブラック体験ほど「のちに語れる」
最後に、どんなつらい経験も壮絶なほど「20代後半から30代にかけて語れる」のがメリットです。
今僕がこうして語れるのも、新卒時代に歯を食いしばって、粘ったからだと感じています。
悪かったこと①:とにかく心と体調を崩した
一方で、1番のデメリットは心と体を壊したことです。
前職では毎日始発・終電で働いていたため、身体がボロボロで会社で寝ることもしばしばでした。
また上司から詰められすぎて、自信を失い、上司の目を見れなくなったり、人間不信にも陥りました。
悪かったこと②:早めに転職しておけばもっと年収が上がった
前職では、ブラック企業で5年間ずっと年収が300万円程度でしたが、転職して給料が2倍以上になったため、もっと早く転職しておけば年収も変わっていた気がします。
年収が低いと、次のキャリアでも安く買いたたかれるので、絶対に若いうちから給料にはこだわるべきです。
悪かったこと③:より幅広いスキルと経験を身につけられた
最後に、前職で1-3年間同じ仕事をするのであれば、違った職種でスキルを身に着けるのもアリだと感じました。
営業職・飲食店はやることがある程度同じなので、将来フリーランスになりたい人は別のスキルも早めに磨くのがベストです。
参考記事①:グロービス学び放題(グロ放題)の評判・口コミ・レビュー【現役コンサルが利用したら給料爆上がった】
参考記事②:【Flierの評判は?】時間がない激務のコンサルタントが使ってみた【結論:超時短を実現】
5.新卒で仕事を辞めたいときの『辞めていい人・ダメな人』の違い
新卒で仕事を辞めたい人には「辞めていい人」と「ダメな人」がいます。
辞めてはダメなタイミングで辞めると、後悔することになりますので、今自分がどちらか下記参考記事で見極めてください。
参考記事:【仕事を辞めたいけど今辞めるべき?】辞めていい人・ダメな人を判断する方法
【〇:仕事を辞めていい人】
- 早くも、人間関係がつらすぎる人
- うつ病・うつ病の疑いがある人
- 今の仕事が圧倒的に向いていない人
- 希望職種に配属されない人、やりたいことができない人
- 給料が上がらない、見込みがない
- 会社の将来が不安
- 長時間労働や残業で時間がなさすぎる
【✕:仕事を辞めてはダメな人】
- 不平不満を言うだけで何もしない人は辞めない方がいい
- 「上司が教えてくれない」と他責の人
- 職場の環境のせいにする人
- 家族・親の介護のために辞めるか迷っている人
- 仕事で疲れている人は辞めない方がいい
- 40代以上や高齢になってからの退職
- 独立や副業1本で生きていこうとしてる人
6.【転職後も後悔しない】第二新卒転職を成功させる5STEP
新卒で仕事を辞めたい理由・メリット&デメリット・今仕事を辞めるべきかわかったら、いよいよ第二新卒転職に動きます。
後悔なく、第二新卒の転職を成功させる方法は5STEPは次の通りです。
- 自分の好きなこと・得意なことを棚おろしする
- 転職する前に「理想のキャリア」について考える
- 必ず転職エージェント複数利用する
- 成長している業界・職種で転職する
- 実績を積める会社に入社する
- 最低限のビジネススキルを身に着けたうえで転職する
- ブラック企業を避けるために「転職会議」で最終チェック
STEP1:自分の好きなこと・得意なことを棚おろしする
STEP1で最初に『自分の好きなこと・得意なこと』を棚おろしする理由は次の通りです。
- 嫌いでやる仕事で、勝てるわけがない
- 得意な仕事だと成果が出る・チャンスが増える
- 24時間365日好きな仕事をやると努力・成長できる
そもそも嫌い・苦手な仕事をしても、好きで24時間365日やってる人に勝つのは不可能だからです。
逆にあなたが得意なこと・時間を忘れるほど好きなことを仕事にすれば、自然と努力して成果が出るようになります。
また、成長して成果が出ると仕事の機会を与えられるようになり、スキル&キャリアアップの全循環になりますので、そこを目指してください。
STEP2:転職する前に『理想のキャリア』について考える
STEP2は転職前に『理想のキャリア』について考えることです。
理由は理想のキャリアが決まっていないと、希望転職先の条件が決まらないのと、次の会社でも満足いかず辞めてしまうからです。
キャリアを考えるときは「ビジネス視点」だけでなく「人生視点」で考えましょう。
- 将来は世界中どこでも働ける自分になりたい(ライター・WEB・エンジニア職)
- 今後20-30年伸びる業界で働きたい(IOT・AI・ブロックチェーン・EV・自動運転領域など)
- とにかく稼いで家や車を買いたい(金融・不動産・コンサル職)
上記の様に、理想のキャリアによって働く職種や必要なスキルも変わるので、1度立ち止まって、真剣に考えましょう。
STEP3:必ず転職エージェントを複数利用する
転職エージェントを利用すると、転職合格率を飛躍的に高めることができるため、「必ず転職エージェント」を複数利用しましょう。
転職エージェントを利用するのは、メリットが多すぎるので、エージェントの利用はマストですよ。
【転職エージェントを利用するメリット】
- もれなく幅広い非公開求人を探してもらえる
- 履歴書・職務経歴書を魅力的に添削してくれる
- 面接対策により、面接通過率が飛躍的に高まる
- あなたの強みを企業に追加アピールしてくれる
- アドバイザーのコネクションで採用率が上がる
- 求人探し・面談調整・スケジューリングすべて無料
年代・業種・職種によって合うエージェントが違うので、興味のある下記の記事を読んでみてください。
年代・職種別おすすめ転職エージェント
STEP4:成長している業界・業種で転職する
4つ目のSTEPは「成長業界・業種で転職する」ことです。
なぜなら成長業界・業種だと成果が出やすく、長期的に年収アップが期待できるからです。
逆に縮小業界に転職すると、問い合わせが少ないため受注が難しく、企業投資も少なくジリ貧になるため成果が出ません。
成果が出ないと、次のキャリアアップに支障が出るため、必ず成長業界で転職しましょう。
補足①:実績を積める会社に入社する
第二新卒で転職する場合は『実績・スキル』を積める会社に入社すべきです。なぜなら、仕事を実績とスキルがあれば、キャリアップが可能になるからです。
早く実績を積みたい人は、人数が少なく若手でも多くの機会が与えられる『ベンチャー企業』への転職がおすすめです。
厳しい・労働時間の場合も多いですが、30代になった時に絶対キャリアSTEPと幅が広がるはずです。
補足②: 最低限のビジネススキルを身に着けたうえで転職する
第二新卒とはいえ、最低限のビジネススキルを身に着けたうえで転職した方がいいです。
なぜなら、ビジネススキルを身に着けると『1つの会社に依存する必要がなくなる』からです。
今後フリーランスや転職を考えている人は特に、特定企業でしか役に立たないスキルではなく、汎用的なスキルを学ぶことをおすすめします。
【どの会社でも使える汎用的なスキル】
- 営業力
- 論理思考とクリティカルシンキング
- マーケティング力
- WEBスキル
- セールスライティング力
- コンサルティング力
- 提案書作成&プレゼン力など
参考記事:【コンサル10年の結論】社会人20代で身につけるべきビジネススキル30選
STEP5:ブラック企業を避けるために「転職会議」で最終チェック
最後に、ブラック企業を避けるために「転職会議」を使って、企業の評判をチェックしましょう。
転職会議を利用すると、志望企業の年収・会社の雰囲気・労働時間など裏情報を収集できるので、ブラック企業への転職を避けられます。
採用担当者が良くても、入ってみると微妙なことはよくあるので、必ず企業の評判はチェックしましょう。
参考記事:転職会議の口コミは信頼できる?【実際に使ってみた感想と評判の信憑性を解説】
7.新卒3年未満で仕事を辞めるときに注意すべき6つのポイント
次に、新卒3年未満で仕事を辞めるときの注意点についてお伝えします。
注意点を理解しておかないと、100%転職活動で力を発揮できない、円満退社できないので読み込んでおいてください。
- 転職先が決まってから転職する
- 引継ぎの流れ・スケジュールを考えておく
- 失業保険の申請
- 健康保険の手続き
ポイント①:転職先が決まってから退職する
仕事を辞めるのは転職先が決まってからにしましょう。
なぜなら、転職先が決まらないまま仕事を辞めるとお金の心配から焦って転職先を決めてしまったり、転職が上手くいかない場合に後戻りできないからです。
ポイント②:引継ぎの流れ・スケジュールを考えておく
円満退社するためには、上司やチームメンバーにできる限り迷惑をかけずに引き継ぐことが大切です。
対応していたクライアント・クライアントごとプロジェクト内容・取引先の情報・過去に発生したトラブルなどを共有します。
また取引先へのあいさつ回りもあるので、どのような形で退職の連絡と後任紹介をするかは上司と相談しましょう。
ポイント③:失業保険の申請方法
転職先が決まっていない場合、次の受給条件に該当する人は「失業給付金」の申請ができます。
離職日からさかのぼって2年間に被保険者期間が12か月以上あることが条件です。
※ただし、倒産や解雇で退職を余儀なくされた場合は、退職の日からさかのぼって1年間に被保険者期間が6か月以上あれば受給可能です。
就職意思があることが前提なので、病気やけがなどの理由で、すぐに就職できない場合は、給付が受けられません。その場合は病床手当てを受給するか、失業保険の受給延長をして、病気やけがが治った後に失業保険を受給することができます。手続きは居住地を管理するハローワークで行えるので覚えておいてください。
ポイント④:健康保険の手続き
退職すると、勤務先で加入していた「健康保険の被保険者資格」がなくなり、すぐに転職する場合は、転職先で資格取得の手続きをします。
転職先が決まっていない、または転職から次の職場への入社まで期間が空く場合は下記いずれかの手続きをしましょう。
- 任意継続被保険者制度の利用
- 国民健康保険への加入
- 家族の扶養に入る
8.新卒から初めて転職するときのよくある質問
新卒で仕事を辞めて転職したいときの「よくある質問」を記載しておきます。
転職したいときの伝え方と切り出し方がわからない
転職したい時の切り出し方と伝え方は次の通りです。
- 繁忙期以外の12月3月退社がおすすめ
- 最初に上司に報告・静かな場所でアポイントを取る
- まずはお詫びの言葉と退職意思を明確に伝える
- その希望は叶えられないと言ってもらえる退職理由を述べる
- 辞めたい理由の伝え方は特に注意
- 引き止め・競合転職の場合の言い訳も用意
転職したい時の切り出し方&伝え方が詳しく知りたい方は下記の記事をどうぞ。
参考記事:仕事を辞めたいときの伝え方&切り出し方【サクッと円満退社できる12個のコツ】
新卒で転職したいけど上司に言えない…
転職したいけど言えないときは、まず下記について考えてみましょう。
- 仕事を辞めたいけど言えない理由を明確にする
- 仕事を辞めたい原因を今一度考えなおす
- 仕事を辞めたいけど『ずるずる言えない人』のパターンを理解する
上記を考えた後の『具体的に仕事を辞めたいときの対処法』は次の通りです。
- 辞めるべき理由を全て書き出す
- 辞めない理由を1つずつ潰していく
- 「退職します」と言ったときのシュミレーションを行う
- 引き止められる理由と言い返す準備をする
- 退職届を書いてしまう
- 「迷惑をかけるのは仕方ない」と自分に言い聞かせる
- 次の転職先を決めてしまう
仕事を辞めたいけど…上司が怖くて言えない・辞めさせてもらえない人は、下記の記事を読んでください。
参考記事:仕事を辞めたいけど言えない…。僕が5年目でやっと辞められた理由と5つの手順を紹介します。
新卒で転職したいけどお金がない…
転職したいけど『お金がない』から転職できない…という人もいますよね。
- 働きながら転職先を探す
- ボーナスをもらってから辞める
- 退職後にお金を受け取る3つの方法
- 日々の生活費を節約する
- 税金などの優遇措置を受ける
- ハローワークに相談して『求職活動支援費』をもらう
- 土日にアルバイトをする
- 副業をする
- 転職時の生活費を貯蓄しておく
実は「仕事を辞めたいけどお金がない」というのは言い訳で、上記対処法を実践すれば、転職できます。
仕事を辞めたいのに辞められない人は『他の理由がある』場合もあるので、下記の記事を徹底的に読み込んでください。
本当に嫌なら当時の僕のように、お金がなくても転職した方がいい人生になります。
参考記事:仕事を辞めたいけどお金がない!辞められない現状を抜け出す『対処法9選』
「少なくとも3年」と引き止められた場合の対処法
最も多いのが「引き止め」に合うケースです。特に新卒入社だと100%次のような引き留めが入ります。
- まだ転職は早いんじゃないか?
- 少なくとも3年は経験を積んでから辞めた方がいい
言ってることはごもっともなのですが、その場合は臆することなく「もう転職先が決まっていますので」と言い切りましょう。
なぜなら少しでも心が揺れているそぶりを見せると、退職願を受け取ってもらえなかったり、ずるずる退職を引っ張られるからです。
9.新卒で仕事を辞めたい時は、冷静に考え・ヤバい会社はすぐ辞めよう!
ここまで【新卒で辞めるべきか後悔ゼロで判断できる方法】についてお伝えしました。
例え新卒でも転職は悪いことではありません。本当に仕事を辞めたい理由を明確にし、早期転職のメリット・デメリットを理解したうえで必要であれば思い切って転職しましょう。
ただし、第5章:転職してもダメな人に該当する場合は、もう少し粘ってビジネススキルと人格形成に努めてからでも遅くありませんので、焦らず粘りましょう。
もし第ニ新卒転職するときは、将来のキャリア・自分の強み・好きなことを棚おろしして、必ず転職エージェントを利用してください。
最後に、20代の実績・取得スキル・キャリアによって、人生が決定すると言っても過言ではありませんので、本記事を何度も読み込んでください。
本記事を読んでくれたあなたが、後悔しないビジネスキャリアを歩めることを心から応援しています!
年代・職種別おすすめ転職エージェント
【限定特典アリ】”左遷営業マン”が1億売った『逆転物語』
僕自身、何もできず左遷された凡人時代から、1億円を売り上げるまでに
- 僕自身が500万円以上自己投資
- 人材教育の専門会社での修行
- 10年以上をコンサル業界で生き抜く
など、20代を人生逆転に捧げてきました。
これらの経験を元に、ブログでは話せないビジネスノウハウを、メルマガで公開しています。
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