・仕事に納得いかないときの解決方法を教えてほしい…
・どうしても納得いかないことが多い場合は辞めてもいい?
社会人になると、仕事で納得いかないことは多々ありますよね。
どう考えても会社や上司がおかしいのに自分が悪いことになっていたり、仕事量が多すぎたり、給料が少なすぎるなど…
しかし現実問題、納得いかないことに対して文句を言っても、会社と上司を変えようとするのは難しいでしょう。
更に、納得のいかない中で我慢しながら仕事を続けると、ストレスが溜まったり、最悪の場合、うつ病になってしまいます。
本記事を読めば納得いかない仕事環境で「仕事で納得いかない回数」を減らせたり、理不尽な対応をされてもストレスフリーで生活できるようになります。
納得いかない仕事をしても、毎日が楽しくないので、モヤモヤしているようであれば、すぐに解決に向けて動き出しましょう!
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この記事を書いている僕は30代で、現役戦略コンサルタントとして10年働いています。
当ブログ『ビジネスギーク』で転職情報や年収を上げる方法を発信しています
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1.仕事に納得できなくても、会社と上司は変わらない
まず初めに最も重要なことをお伝えしておきますが、仕事で納得がいかないことがあっても、基本的に会社と上司は基本変わりません。
なぜなら、会社では多くの社員が所属しているため簡単にルールを変えることができないからです。
また上司に関しても、自己保身が強く部下の意見を受け入れないことがほとんどです。
会社や上司を変えられると思っていると、状況が変わらないときに落ち込んでしまうので「意見を取り入れてくれたらラッキー」くらいの気持ちで改善に移りましょう。
2.仕事で納得がいかないときのパターン
次に仕事で納得いかないときのパターンについてお伝えします。
納得いかないことや、解決できない理不尽な問題が多いとストレスが溜まりうつ病になってしまいます。
小さなストレスが大きな病気を引き起こすと理解して、問題を早期発見しましょう。
2.1.自分だけが忙しい(作業分配されていない)
仕事で納得いかないときの1つめのパターンは「自分だけがやたら忙しい」ケースです。
同じ部署にいるにもかかわらず、自分に仕事が多く割り当てられ、残業や終電になってしまう環境があります。
【こんな人は注意!】
- なんで自分だけこんなに忙しいんだろう?
- ほかの人は定時帰りなのに、なんで自分は残業や終電ばかり?
2.2.給料に見合わない仕事量と質を要求される
2つ目の納得できない仕事は「仕事量と給料が見合ってない」ことです。
このような会社は、次の理由で仕事量が多く給料が安い傾向にあります。
- ブラック企業で社員を安く扱おうとしている
- 仕事の現場が見えていない、頑張りを反映しようとしない
- 人事評価制度が厳しすぎる
その他にも上司の評価が厳しすぎて、相当量の仕事をこなしても、昇給昇格できない、給料が上がらないパターンもあります。
そのような場合は早めに見切って、給料が上がらないと分かったら早めに転職の準備を始めた方が無難でしょう。
2.3.成果を出しているのに、給料が上がらない
3つ目は成果を出しているのに給料が上がらないパターンです。
会社は何かにつけて「●●の部分がダメだから給料が上がらない」と言ってきます。
【こんな人は注意】
- 成果を出しているのに、ボーナスがほとんど出ない
- 残業代が出ない、どれだけ頑張っても給料に反映されない
2.4.長時間労働・残業・休日出勤が当たり前になっている
4つ目は長時間労働・残業・休日出勤が当たり前になっていることです。
上記環境下だと、プライベートが楽しめない、勉強のための時間が取れない、自分の時間を無駄にしているため納得いかないのも当然です。
【こんな人は注意】
- 毎日当たり前のように残業・休日出勤をしている
- 残業代が全く出ないので、頑張っても給料が増えない
自分の時間を取られるのは納得いかなくて当たり前なので、しかるべき対応をしてもらいましょう。
【ブラック企業あるある】思い出すと恐怖『超ブラック企業50の特徴』
2.5.会社や上司が100%間違っているのに謝らない・改善しない
5つ目の納得できないパターンは会社が上司が100%悪いにもかかわらず、謝らない・改善しないことです。
なぜなら、上司が誤りを認めなければ、部下は納得できず不満が溜まってしまうからです。
また社員は自分が正しいにもかかわらず、その事実を認めてもらえないと会社や上司に対し不信感を抱いてしまいます。
2.6.上司の言っていることが理解できない、ころころ変わる
上司の言っていることがわかりにくく、理解できない。またはころころ変わる状況だと仕事で納得できません。
なぜなら、社員は話が理解できないと、会社や上司の要求を満たせないからです。
説明が分かりにくい、毎回話が変わる上司には注意しよう!
参考:無くならない理不尽な環境を解決する8つの方法【我慢は無意味】
2.7.現場が見えていないのに、無理な作業を押し付ける
8つ目は現場が見えていないのに、無理な作業を押し付けるパターンです。
会社や上司が現場の作業量や難易度を理解しないままできないことでも「やっといて」と無責任に発言することがあります。
またこのような場合、実際のところ上司が自ら手本を見せているパターンはほとんどないため迂闊に「できます」と言わないよう注意が必要です。
2.8.やる気のない社員と給料が変わらない
最後はやる気のない社員が多く、やる気のない人たちを全く給料が変わらないパターンです。
頑張っている人からすると、何もしていない人と給料が大して変わらないのは納得いきませんよね?
ホワイト企業などは、給料やボーナスも一定で決まっているため、頑張っている人ほど納得感がないと感じるようです。
【飲食店の正社員を辞めたい理由】未経験でもホワイト企業に転職できる方法
3.会社と上司どちらに納得行ってないか、分けて対処する
会社と上司別で、仕事に納得いかないときに対応できる難しさが変わります。
例えば、上司に対して納得感がない場合は、相談したり、場合によっては話を聞いてもらえる可能性があります。
一方で会社に対して納得できないことがある場合、制度や給料面を変えることは難しいため、転職した方が早いでしょう。
- 会社:ルールや給料を変えることは難しい
- 上司:仕事の仕方や人間関係、部署移動などは相談することが可能
解決できない問題に対して、いつまでもストレスを抱えていると毎日が楽しくなるので「コントロールできる部分」と「できない部分」を理解しながらしかるべき対応を取りましょう。
4.仕事で納得いかないときの8つの解決方法
ここからは、仕事で納得いかないときの8つの解決方法についてお伝えします。
解決方法を何度も読んで実践することで、ストレスフリーなビジネスライフを送れるようになります。
4.1.納得いかなくても、戦いすぎない
仕事で納得いかないときの1つめの解決方法は「会社や上司と戦いすぎない」ことです。
なぜなら会社や上司は、自分の威厳を守りたいのと、保身のためにあなたの依頼を却下することが多いからです。
もちろん最初は会社や上司側が悪いので、意見したり改善点を伝えることがとても大切ですが、何度言っても状況が変わらないようであれば、文句を言うだけあなたの評判や評価が下がってしまうため、戦わないことも重要です。
4.2.事実ベースの発言や行動について議論する
2つ目の対処法は「事実ベースでの発言や行動について議論する」ことです。
なぜなら発言や行動に関する事実であれば、会社か側も納得するしかないからです。
- 上司の発言や行動をメモや録音、記録にとっておく
- 勤務時間や、給与明細を保管しておく
証拠に残るものを残しながら議論することで、会社や上司も認めざるをえない状況を作りましょう。
4.3.給料以上の働きをしない
3つ目は給与面で納得いかない状態が続くようであれば、給料以上の働きをしないことです。
どれだけ頑張っても給料が上がらなければ、定時で退社して勉強や副業を行いましょう。
時間は有限なので、どうすれば最も自分の年収が上がるか(本業以外でも)考えると、無駄な残業をしなくなるでしょう。
4.4.出来ない仕事はきっぱり断る
4つ目の対処法は「できない仕事はきっぱり断る」ことです。
なぜなら会社はあなたが断らなければ、延々と一人では抱えきれないほどの仕事量を要求してくるからです。
会社や上司は、仕事量が多いと思っていない場合が多いので、納得いく仕事量でない場合は「これ以上は無理です」と伝えましょう。
4.5.周りのサポートを借りる、仕事を別の人に振る
5つ目は周りのサポートを借りたり、別の人に仕事を依頼することです。
理由は、自分ですべての仕事を抱えてしまうと心身ともにパンクしたり、納期に間に合わず評価が下がるからです。
ブラック企業は社員に到底納期に間に合わない作業量を依頼することがあるので、無理な仕事量を押し付けられて断れない場合は、周りの力を借りましょう。
4.6.待遇・給料の良い会社に転職する
6つ目の対処法法は待遇・給料の良い会社に転職することです。
なぜなら待遇・給料のいいホワイト企業に転職すれば、一人当たりの作業量が減って、安定的な給料がもらえるからです。
給料や待遇がよければ、多少仕事に納得がいかなくても、仕事を続けるモチベーションになります。
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4.7.論理思考力を身につけて上司を論破する
7つ目は論理的思考を身につけて、上司を論破する方法です。
上司を論破するためには、話していることが論理的か、筋道を立てて話せているか確認します。
途中で、つじつまの合わないことを言っていた場合すかさず「今の説明はおかしくないですか」と納得いかない部分を正しましょう。
上司からすると、間違いを正されるのは自尊心を傷つけられ、いい思いをしません。論破すると上司との仲が悪くなるのでお勧めはしませんが、どうしても伝えたい場合は言葉で上司を傷つけないよう話を進めましょう。
4.8.やる気のない社員は放っておいて、自分だけ成長する
最後に仕事で納得いかない状況があっても、やる気のない社員は放っておいて自分だけ成長しましょう。
なぜならやる気のない社員のせいでモチベーションを下げると、結局あなたが成長できなくなるからです。
5.僕が経験した仕事で納得いかない3つの出来事
僕自身も、仕事に対して納得できないことはあったので、共有しておきます。
5.1.パワハラ・モラハラ上司が悪いのに、僕が左遷させられる
僕は過去に、上司がパワハラ・モラハラ上司でうつに追い込まれたにもかかわらず、会社は上司をかばい僕は左遷されたことがあります。
上司以外のメンバーに相談しましたが、会社のメンバーは会社からの評価が下がるのを恐れ、取り次いでもらえませんでした。
最終的に僕は自分で会社に状況を説明しましたが「仕事ができない君が上司に迷惑をかけている」と怒られ、別の部署に飛ばされました。
上司の対応に納得できないものの、会社は時として自分を守ってくれず、自分のことは自分で守らないといけないと強く感じました。
パワハラ上司がつらくて仕事を辞めたい人の特徴6個と対処法【うつ病経験者が語る】
5.2.目標が高すぎて、会社で1番売っても給料が上がらない
2つ目に納得できなかったことが、高すぎる目標のために、未達とみなされ給料が上がらなかったことです。
当時、僕は昨対比で2-3倍の売上を稼いでいました。おまけに前者でも一番売上を上げていたのです。
それにもかかわらず、会社の設定した無茶な目標のせいで「100%達成できなかったから給料は上げない」と言われ呆然としました。
5.3.改善案を伝えても、所詮社員では会社を変えられない事実
3つ目のどうしても納得できなかったことが、改善案を提供しても、上司が会社に上申してくれなかったことです。
社員は会社や社会をよくするために働いているわけで、意見があれば自分で提案書を作って説明すると思います。
上司に説明した時は「ありがとう、上に相談してみる」と言ったものの、実際には会社からの批判を恐れて僕の提案は一切会社に共有されませんでした。
結局のところ、一社員が上司や会社にできることは限られているので、意見を聞いてもらえない会社であれば早めに次を探すのも一つの手だとおもいます。
6.納得いかないことが続くなら、自分から会社を出た方が早い
ここまで【仕事で納得いかないときの解決方法】についてお伝えしました。
社会人になると仕事で納得いかないことが何度もありますので、まず上司が不満に対して話を聞いてくれるか確認しましょう。
納得いかないときは「理由と解決方法をセットで提案」することで、上司も話を聞いてくれるはずです。
会社の制度や給料に納得いかない場合はなかなか変えるのが難しいので、戦いすぎてあなた自身が疲れすぎないことが大切です。
どうしても納得いかない状況が続くなら、環境を変えるのが一番手っ取り早く納得いく仕事ができるので、エージェントに相談してみましょう。
参考:【年収別】あなたにピッタリな「おすすめ転職エージェント」ランキングTOP10を紹介!
納得のいかない仕事を解決するには『自分や自分の環境』を変えるのが一番ですので、本記事の内容を何度も読み返して、納得できる充実したビジネスライフを送れるよう動き始めてくださいね!
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