・仕事を辞めるときってどうやって伝えたらいいの?…
・会社や上司ともめない辞めるタイミングを教えて!
3年前に僕自身も、前職で次の3点について死ぬほど悩んでいました…。
- 仕事を本当にやめるべきか(Why)
- いつ辞めるべきか(When)
- どうやって辞めるべきかについて(How)
なぜなら、当時はうつ気味だったこともあり、一刻も早く会社を辞めて自由になりたかったからです。
会社を辞める理由を探し、辞める理由を考え、毎日役員に辞める旨を伝えるシュミレーションを繰り返していました。
- 『本当に仕事を辞めていいのか?』
- 『仕事を辞めたい・つらい』
と感じている人もいると思いますが大丈夫です。本記事を読めば、下記3つの解決ができます。
- 仕事を辞めていい理由
- 仕事を辞めるときの伝え方
- 仕事を辞めるタイミング
仕事を辞めるタイミングを逃すと、職場から抜け出せなくなります。更に心身ともに疲弊すると転職をする気力すらなくなります。
今の仕事がつらくてしょうがない人は、本記事を読んですぐに環境を変えてみてください。
参考:【該当するなら要転職】仕事を辞めたいときの『診断チェック項目15個』
この記事を書いている僕は30代で、現役戦略コンサルタントとして10年働いています。
当ブログ『ビジネスギーク』で転職情報や年収を上げる方法を発信しています
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1.あなたが仕事を辞めたい理由~15選
あなたが仕事を辞めたい理由は大きく15つあります。順に説明していきます。
- 気になる部分から読んでもらって大丈夫です。辞めるべき緊急度が高い順から辞めるべき理由を並べていますので、できれば上から読んでください。
仕事を辞める理由①:【今すぐやめよう】病気やうつの手前。
仕事を辞める理由の1つめが『病気やうつの症状がある場合』です。もしくはその兆候がある人は今すぐ会社を辞めましょう。
なぜなら、健康を失うと人生のすべてを失うからです。具体的にお金がなくても再起可能ですが、健康を失うと再起不能になります。
病気やうつになりそうな場合は、タイミングなど考えず、今すぐ環境を変えましょう。
【仕事を辞める時の伝え方】
- 現在、病気を抱えており、これ以上会社で働くことが難しくなりました。
- 病院で病気(うつ)と診断され、これ以上の勤務は不可能です。
※どうしても辞めたい場合は、診断書を書いてもらいましょう。
参考記事:【仕事についていけない…】僕がうつ病になった10の理由と克服する対処法
仕事を辞める理由②:上司との人間関係が合わない。
上司との人間関係が合わない場合も、部署移動をお願いするか、会社を辞めましょう。理由は次の5つです。
- 上司から詰められすぎると鬱になる。
- 仕事の自信を失う。
- 人間不信に陥る。
- 人の目を気にするようになり、正直でいられなくなる。
- 最悪の場合、人前で話せなくなる。
上司に怒られ続けて僕自身も鬱になったその一人で、上司に怒られ続けた結果、会社に行くのが嫌すぎて鬱になり、ベッドから起きれなくなりました。
日に日に、仕事の自信を失い、本来自分を成長させてくれるはずの上司が、味方ではなくなることによる人間不信。
毎日の人目を気にするようになり、会社に都合のいい発言をするようになって、最終的には人前で目を見て話せなくなる。
こんな状況に陥ってしまうと、仕事復帰できなくなりますので、一刻も早く、部署変更を申し出るか、転職を考えましょう。
・上司が嫌で辞めますと言えば、部署を変更してもらえる可能性もありますが、その後会社に居づらくなります。
・本当に辞めたい場合は、うつ病など病気を理由に辞めるのが会社側も何も言えずスムーズに進みます。
参考記事:【99%当てはまる】上司とうまくいかない人の33の特徴(基本・仕事・性格編で解説)
仕事を辞める理由③:仕事についていけない。
仕事がつらい・耐えられない場合も、別の仕事にチャレンジしてもいいと思います。なぜなら、今の仕事が辛くても、別の仕事に移ると活躍できる場合があるからです。
僕の場合は、個人営業が苦手で営業成績が最下位でしたが、仕事を法人営業に変えてからTOP営業になれました。
- 自分の好きな仕事ではない
- 自分の得意な仕事ではない
仕事を楽しくするには、自ら勉強したくなる『好きな仕事』を選ぶのが必須です。なぜなら、好きなことであればどんどん勉強して成長し、結果的に活躍できるからです。
断言しますが、好きな仕事をやっている人には絶対に勝てません。
嫌いな仕事や辛い仕事をするなら、自分の大好きな仕事ができる会社に転職してみましょう。
【仕事を辞めるタイミング】
- 嫌いな仕事でも学べることはすべて学んだうえで転職する
- 次の仕事に活かすために、自分がなぜその仕事が苦手なのか、嫌いなのか棚卸しておく
- 次は自分が得意なこと好きなことができる職場に転職する
参考記事:【逃げたい。涙が止まらない】仕事を辞めたいほど辛い時の対処法15選
仕事を辞める理由④:貧乏から抜け出したい・給料を上げたい。
きれいごとを言ってもやはり生きていくうえで、お金は重要です。そのため『貧乏から抜け出したい、給料を上げたい』は立派な仕事を辞める理由です。
お金がなければ最低限の生活もできませんし、未来に向けた投資もできません。
会社に所属しながら給料を上げるのは至難の業なので、転職を繰り返しながら効率よく給料を上げるのがポイントです。
いくら転職をしたくても、実績・経験がなければ高収入での転職は不可能なので『現職で経験と実績を積んで転職』が王道です。※矛盾するようですが、経験と実績を積んでからだと時間がかかるため、今の現状がつらい人はまず環境を変えるのも一つの手です
参考記事
仕事を辞める理由⑤:とにかく時間が欲しい。
時間がない。とにかく時間が欲しい場合も仕事を辞めるしかありません。なぜなら、次のような時間が取れないからです。
- 未来について考える時間
- 自分を成長させるための時間(勉強・振り返り・自己投資)
- 心身を休ませるための時間
- 転職活動の時間
特に『ブラック企業』で時間が取れない傾向にあります。
僕の場合、最終的に退職してから転職活動をしました。時間がないと、将来の選択肢が狭まってしまいますので、普段から時間は確保しましょう。
参考記事:社会人の勉強時間の作り方17パターンを暴露!【超激務なコンサルが効果実証済み】
:【圧倒的に作業効率化を実現‼】コンサルタントが使うビジネスグッズ21選
仕事を辞める理由⑥:将来が不安でしかない。
将来が不安でしかない場合も仕事を辞める必要があります。理由は次の通りです。
- 仕事で給料が上がる見通しがない
- 仕事で成長が感じられない
- 会社や上司が変わる気配がない
- 仕事の業界自体の市場が伸びない
具体的には、どれだけ頑張っても正当に評価されない、思った以上に給料が上がらない。
仕事での成長が感じられる、同じような1年を繰り返すなどです。そのほかにも、
- 会社や上司が部下の話を聞いてくれない、改善に動いてくれない。
- 飲食業界やアパレル業界のように衰退する市場で働いている。
など将来について、不安があるようであれば今転職しなくても5年10年後の未来から逆算して、将来のために備えておきましょう。
参考記事:将来が不安でしかない…うつや仕事で眠れない人の解消法11選
【仕事を辞めるタイミング】
将来が不安なタイミングですぐ仕事を辞めるのは危険です。自分が何をしたいのか、市場価値を上げて転職するために何が必要か考えながら、準備しましょう。まずは現状の位置を把握するために『ミイダス』で自分の市場価値を知っておくことが重要です。
仕事を辞める理由⑦:20代でキャリアアップ転職に失敗したくない。
20代のキャリアアップには時間的な制約があるため。転職で失敗したくないのも、仕事を辞める十分な理由です。
若いうちは、少し背伸びした仕事ができる環境で働くことで、今より実力・実績を積み重ねられるます。
下記グラフを見ると、日本の平均転職回数がいかに少ないかお分かりいただけると思います。
【18歳から46歳までの平均転職回数※2014年数値】
- アメリカ:11回以上
- インドネシア:1.64回
- マレーシア:1.59回
- 韓国:0.99回
- 日本:0.84回
しかし、世界で見ると転職しながらキャリアアップするのはグローバルスタンダードです。
今後、働き方が多様化する中で転職を繰り返しながらのキャリアアップがオーソドックスになるため、いつでも転職できるような実力と実績を兼ね備えておきましょう。
参考記事:20代のキャリアアップ転職で100%失敗しない『10の方法』
仕事を辞める理由⑧:定時で帰りたい
定時で帰りたい場合も、仕事を辞める必要があります。なぜなら、今の会社で定時で帰れてないのは『会社の仕組み』に問題があるからです。
残念なことに、会社の仕組みはすぐに改善することはありません。
ブラック企業あるあるですが、会社の変化を待っていても気づけば10年20年経つので、あなたが家族や余暇・勉強時間を大切にしているなら、早急に会社を辞めるのが最善です。
【転職のタイミング】
一般的にホワイト企業と呼ばれる上場企業は3600社あります。それ以外にも多くのホワイト企業が、転職者を募集してますので、常に優良企業にアンテナを張っておきましょう。気になる企業がある場合は『転職会議』で口コミや評判を確認するのがおすすめです。
参考記事:【ブラック企業あるある】思い出すと恐怖『超ブラック企業50の特徴』
仕事を辞める理由⑨:福利厚生が良い会社で働きたい
福利厚生が充実していると、金銭的にも精神的にも余裕が生まれるため、福利厚生の充実した会社で働きたい場合も転職はありです。
具体的には住宅手当や家賃補助、家族手当や医療・健康ライフサポートなどが含まれます。
また外部サービスとして旅行や自己啓発の環境を整えている会社もあります。
会社の福利厚生が充実していると、金銭的にも精神的にも安心した状態で日々の生活に臨むことが可能です。
仕事を辞める理由⑩:同僚や上司を見返したい
周りの同僚や上司を見返したい、周りよりも早く成長したい場合は会社を変えてもいいかもしれません。なぜなら、会社のメンバーと同じことをしていても、絶対周りは追い越せないからです。
会社員は8:30~18時頃は給料の為に労働力を捧げる必要がある。でも18時過ぎたら何してもいいよ?他人と同じことやってもMAX追いつける程度。ならば最低でも他人より+1つ、2つと違った学びをすべき。仕事のノルマこなしている間は一生「特別」になれない。特別になりたいなら勇気持ってレールから外れろ
— ゆーろ@超ブラック→コンサル転職で人生逆転中 (@yuro_tasteearth) February 5, 2021
今現状で実力で負けているのに、同じ努力の量や質では周りを上回ることができません。
現段階で、実力や実績で負けていて悔しい思いや、肩身の狭い思いをしている人は、環境を変えてみましょう。
数年たった後に、自分の頑張りしだいで、周囲よりも成長することができるはずです。
仕事を辞める理由⑪:やりがいのある仕事がしたい
現状、熱くやりがいのある仕事につけていない人は、今すぐ転職しましょう。
なぜなら、本当にやりがいのある仕事をすることが最も成果があり、効率の良い働き方だからです。
人は、やりがいのある仕事=自分が何としてもやりたい仕事なので、頑張ろうとします。また、好きな仕事なので勉強も自然とできるようになり、周りと自分を差別化することが可能です。
たった1回の人生で、好きでもない仕事を淡々と続けるのは辞めませんか?
生きていくために、つらい仕事でもやるのが重要なのはわかりますが、それはあなたがやらなくてもいい仕事です。1日の3分の1を占める仕事に時間を使うのであれば、自分がやりたくて仕方がない仕事に就きましょう。
仕事を辞める理由⑫:グローバルで活躍したい
日本を超えて、世界中で働きたい場合は、会社に相談するか別の会社を探しましょう。日本市場が縮小する中で、グローバルで活躍できることは必須条件です。
一方で現実問題、海外で働ける会社は需要が大きいため、転職難易度も高めです。
そのため、外資系や日系グローバル企業転職に強みを持つエージェントからの情報は常に仕入れましょう。
グローバル勤務経験があれば、社内でもグローバル担当として重宝されるようになり、世界を股にかけて働けるようになります。
さらに次以降のキャリアアップが確実になり、年収も大幅に上がるため、特に20代は常にグローバルを視野に入れて、語学勉強をしておくことをおすすめします。
仕事を辞める理由⑬:独立したい・誰にも指図されたくない
上司が嫌い、会社に指図されたくない人は独立するのが一番いいでしょう。理由は、下記4つの理由があります。
- 人間関係で苦労しなくなり、ストレスがなくなる
- 給料を自分で決められる
- 年収が青天井になる(ハイリスク・ハイリターン)
- 本当に自分がやりたいことができる
独立することで、人間関係に苦労しなくなります。上司にぺこぺこする必要もなく好きな人とだけ付き合えばよいのです。
また給料は自分で決めることができます。どれだけ成果を出しても給料が上がりにくい会社とは違い、売り上げの伸びは青天井です。
更には、事業も本当にやりたいことができるので、毎日楽しく働くことができます。
参考記事:副業の始め方
仕事を辞める理由⑭:好きなことに挑戦したい
独立やビジネスではなく、好きなことを思いっきりしてみたい人もいるかもしれません。具体的には、次のような取り組みです。
- 旅行
- 語学留学
- 何もしない時間を作る
- 田舎に移住
- キャンピングカーで日本1周
十分に生きていける資金やがあれば、是非挑戦してみることをおすすめします。
なぜなら、人生は仕事のために生きているのではなく、人生の目的に沿って生きているからです。
たった一度の人生なので、本当にやりたいことを思い切ってやってみましょう。
お金が無くなったらまた働けばいいだけですし、年を取った時に、何もしなかったことの方が必ず後悔するはずです。
仕事を辞める理由⑮:結婚・妊娠
最後に、結婚・妊娠で仕事をやめる場合です。結婚と妊娠は会社を辞めたり、次のステップに向かうために最も辞めやすい理由の1つです。
- 結婚式や新婚旅行に向けてお金も必要だけど、お金がたまらない。
- 家族との時間が取りたいが、残業や休日が少なく家族との時間が取れない
- 長期休暇が取れず、旅行に行ったり、家族との思い出が作れない
上記のような場合は、転職を検討してみてもよいでしょう。
大手企業の場合、結婚や妊娠の報告は、いつでも取りたいタイミングで取りましょう。企業の人数が多いので、1人いなくても会社は回るので大丈夫です。
一方でベンチャー企業の場合は、会社の状況を見ながら良いタイミングで行いましょう。産休や育休後に自分のポジションがどうなるかまで検討して、動くのが賢明です。
2.仕事を辞めたい理由があるときの『3つの解決策』
仕事をやめるべき理由に1つでも当てはまる人は、今すぐ次の3つの解決策に取り組んでください。
- 社内外の仲間や尊敬する上司に相談する
- 病院で医師に相談する
- 退職・転職活動を進める
2.1.社内外の仲間や尊敬する上司に相談する
仕事を辞めたい理由がある時は、まず社内外の仲間や尊敬する上司に相談してみてください。
なぜなら、あなたのことを1番理解している同僚や上司から、客観的な意見を聞くことであなたが辞めるべきか判断する参考になるからです。
大切なのは「あなたに厳しく・本音を伝えてくれる人」に聞くことです。
言いにくいことでも、あなたのことを思って正直に意見を伝えてくれる人からの助言こそ本当に聞き入れるべきなのです。
正直に伝えてくれる人が周りにいない、相談できる人がいない場合はYahoo知恵袋やTwitterにつぶやいてみましょう。助けになってくれる人がきっといるはずです。
2.2.病院で医師に相談する
うつや病気の症状が感じられる人は医師に相談しましょう。
本当にうつ病であれば診断書を発行してもらうことで、労災認定や休職して手当てをもらえる場合もあります。
うつや病気は放っておくと、治らず、職場復帰できないなど手遅れになるほど危険な病気です。
またうつ病の場合は、不安が襲って自信が持てないため、100%力が発揮できず、転職が上手くいかないケースもあります。
2.3.退職・転職活動を進める
どうしても仕事を辞めたい理由が解消されない場合は、思い切って仕事を休職するか、転職しましょう。
なぜなら、たった1度の人生であなたの心身より大切なものはないからです。お金や地位があっても、心身が疲弊していると人生は楽しめないのです。
- 仕事をつづけながら、転職活動する
- 仕事を休職して、転職先を探す
- 仕事を辞めて、転職先を見つける
転職方法は上記3パターンがありますが、①仕事をつづけながら転職先を探して辞めるのが最も安全です。
まずは転職エージェントに相談して、転職スケジュールを一緒に考えてもらいましょう。
急にうつになる場合もあるので、心身が元気なうちに徐々に転職活動を進めることをおすすめします。
参考記事
3.『仕事を辞めたい理由15選』と『3つの解決策』まとめ
ここまで仕事を辞めたい理由と3つの解決策を紹介してきました。
仕事を辞めたい理由がある場合に、仲間・上司・医師に相談したり、徐々に転職活動を進めるべき理由は次の通りです。
- たった1つでも『立派な辞めるべき理由』になる
- 会社は辞めれるときに辞めないと『タイミングを逃す』
- 心身ともに疲弊すると、辞める気力がなくなる
- 転職の選択肢があれば、会社に固執せずに済む(精神的に安定する)
- 会社は最終的にあなたのことを守ってくれない
『お金がない・人間関係が悪い・仕事がつらい』などの理由は1つでもあなたの人生を崩壊させる要因になります。
また、元気なときに次の会社を探しておかなければ、いざうつ病になった場合に抜け出せず、辞める気力すら失います。
参考記事:仕事を辞めたいけど辞められないまま5年が経った僕の経験談【辞めますと言えず超後悔】
会社を辞めなくても、次の会社の選択肢があれば、会社に依存することなく精神的に安定します。
最後に『会社はあなたのことを守ってくれません』。
一見、安定しているように見えますが、どれだけ頑張っても思った以上に給料も上がらず、会社の制度や仕組みもなかなか変わらない。年数がたつほど、成長できる領域や転職チャンスが減り、今の会社にいるしかなくなります。
- 辞める自分は根性がない
- 会社から逃げたと思われる
- 実力がないことを露呈する
- 次の会社でうまくいくか不安で仕方ない
こんなことを考えている人もいるかもしれませんが、辞めた人の75%が「辞めてよかった」「転職は成功だった」といいます。
手遅れになる前に、3つの解決策を試して、幸せなキャリアを掴んでくださいね。