新入社員・中堅・営業マネージャー別で『営業マン向けのおすすめ本』が知りたい…。
勉強して、1日でも早く何とか成果を出したい…。
営業で成果が出ないのは「正しい知識」を体系的に勉強して、実践していないからです。
毎日、営業経験を積めば成果がでるほど営業は甘くありません。
新人・中堅・MGRのタイミングに合わせた勉強をしないといつまでも知識と技術がつかず稼げないのです。
今回は「営業マンとして成長したい人」にむけて営業歴10年の僕が【分野別のおすすめ営業本】を紹介します。
紹介するおすすめ本を徹底的に理解して実践することで、着実にTOPセールスマンに近づくことができます。
年間ノルマを3か月(無形商材・粗利5000万)で達成した僕が全て読んで血肉にしてきた本なので、必ず全部読むことをおすすめします。
営業力があると人生がイージーになります。
ただ本を読むだけではなく実践しながら今必要な本を読んでみてくださいね!
【営業で成功できるかは環境次第】
- 営業ノルマを達成したくても「売れる環境」にいない成果が出ません。
売れる環境とは会社にブランドがあり、商品の差別化要素がある環境です。
上記条件を満たせないと、どれだけ優秀な営業マンもノルマ達成が極めて厳しいので環境をすぐ変えてください。 - 好条件で転職するために①非公開求人数と営業力がNo.1のリクルートエージェントと、②サポート品質がNo.1のJACリクルートメントを併用することで、多くの非公開求人に応募でき、合格率を高められます。
- 僕も必ず利用する超信頼できるエージェントですので、好条件で営業職に転職したい人は必ず活用してください。
この記事を書いている僕は30代で、現役戦略コンサルタントとして10年働いています。
当ブログ『ビジネスギーク』で転職情報や年収を上げる方法を発信しています
:https://twitter.com/yuro_tasteearth
1.営業マンが「おすすめ本」で勉強するべき理由
営業マンが「おすすめ本」を読んで学ぶべき理由を説明しておきます。
優秀な営業マンほど勉強している理由を理解することで、読書に意義付けができるようになります。
1.1.営業ノウハウを体系的に理解できる
営業マンがおすすめ本を読むべき1つめの理由は「営業ノウハウを体系的に理解できる」からです。
なぜなら営業ノウハウを頭の中で体系的に理解しないと、営業時にとっさに頭の中から引き出せないからです。
【営業の流れ】
- アポイント取得
- 初回訪問・関係性構築
- ヒアリング・課題抽出
- 提案・プレゼン
- クロージング
上記のように営業には流れがあり、流れ別に勉強しておかないと「営業マンの総合力」が付かないのです。
1.2.トップセールスマンの思考・行動を把握できる
営業マンが営業本を読むべき2つ目の理由は「売れている人」の思考・行動を理解するためです。
理由は「売れる人」には売れる行動や考えがあり、成功の要素を理解することで最短で売れる営業マンに近づくからです。
【理解すべき”売れる営業マン”の要素】
- 1日の時間の使い方
- 営業トークの流れと言葉選び
- 提案のオプションやプレゼンの仕方
- クロージングのタイミングや反論に対する処理方法
このような「売れる営業マン」の行動を研究していくと着実に成功に近づくはずです。
1.3.モチベーションが上がる
営業本を読むべき3つ目の理由は「営業に対するモチベーションがあがる」からです。
なぜならモチベーションが上がると毎日、努力と挑戦を積み重ねることができるからです。
- 営業ってこんなに面白い職種なんだ!素敵。
- 自分も著者の様なトップ営業マンになりたい
- 本の内容を試したらうまくいくかも。やってみよう!
営業本は外部のセールスマンの価値観や気づきを教えてくれる貴重な機会になります。
1.4.心の支えになる
営業本を読むべき最後の理由は「心の支えになる」ことです。
なぜなら営業本には「売れない時」の乗り越え方や、心の持ち直しかたが書いてあるからです。
新人から3年目まで、営業は「断られる回数が圧倒的に多い」職業です。
時には心が折れそうなこともありますが、営業本の言葉に奮い立ち支えてもらうことができるのです。
2.おすすめ営業本の選び方
2章では『営業本を選ぶときのポイント』をお伝えします。
無駄な本を読むと、貴重な時間を無駄にしてしまうので下記の基準を満たす本を読みましょう。
条件①:長年読み継がれている名著
読むべき本の1つめの条件は「長年読み継がれている名著」を読むことです。
なぜなら名著は本当に必要な「普遍的で本質的なエッセンス」が詰まっているからです。
あるジャンルの本を複数読んでいくと、結局書かれていることは名著に書かれている内容に終着します。
条件②:著者が実践し続けている
2つ目の条件は「著者が実践し続けている本」を選ぶことです。
なぜなら著者自身が実践を重ねた本でなければ、信憑性が無いからです。
- 著者の実績がまったく書かれていない本
- 自身の経験が書かれていない本
名著でそんなことはありませんが、冒頭を読んで実績や経験に書かれてない本はもったいないですが読まないのが無難です。
条件③:上司や優秀な同僚がおすすめしている本
営業本を選ぶ3つ目の条件は上司や優秀な同僚がおすすめする本です。理由は次の通りです。
- 売れる営業マンが読んでいる本が分かる
- 売れる営業マンが大切にしている考えやエッセンスがわかる
- 渾身の1冊を紹介してもらえる
また読書の効果を高めるために「この本を選んだ理由は?何が学べるの?」と聞いてみましょう。
条件④:レビューが良い
4つ目の条件は①レビューが良い本です。
なぜならレビューは実際に読んだ人が「率直な感想を書いてくれている」からです。
レビューを見るときのポイントは次の通りです。
- 数名がレビューしている本を選ぶ(レビュー数が少ないと参考にならない)
- 大多数の評判が良ければ、良書なので必ず読む
- 良いレビューも悪いレビューも参考にする
- 悪いレビューのみにフォーカスしない(人によって必ず解釈に差がある)
条件⑤:多くの人が要約している
5つ目の条件は「多くが要約している本」を選ぶことです。
なぜなら要約されということは、それだけ読まれている本だからです。
条件⑥:Amazonで中古価格が下がっていない
最後の営業本を選ぶ条件は、Amazonや楽天などで「中古価格」が下がっていない本を読むことです。
なぜなら中古価格が下がってない本は、長年読み継がれている名著である場合が多く、買う人が多いからです。
逆に「1円」などに中古価格が下がっている本は、人気が無く在庫が余っているのでおすすめしません。
3.【新人営業マン向け】おすすめ本◎
ここまでは「営業本を読むべき理由」と「本の選び方」をお伝えしました。
第3章以降はいよいよ「営業マンに向けたおすすめ営業本」を紹介します。
今回紹介する本は「営業活動に必要なスキル別」に選んでいるので、今のあなたに必要なスキルに合わせて読んでください。
また本は「新入社員」「中堅社員」「営業マネージャー」別に紹介しますので、タイミングに沿って本を選んでもOKです。
【営業の土台】成功哲学
まず初めに紹介するのが「成功哲学」です。
世界の成功者500人を研究して「成功する人の条件」を数十年研究した、まさにベストセラー本です(世界3000万分以上)。
- 成功する人はどんな条件を備えているのか?
- あなたが人生を成功させるにはどうすればいいのか?
上記「成功の秘訣」を知ることができます。
仕事や営業は人生の目的を達成する手段でしかありません。
「生きる上で大切にすべき全て」がこの本に詰まっているので、営業のみならず人生を成功させたい人におすすめの1冊です。
【営業とは?】営業1年目の教科書
営業とは何かを知りたい人は「営業1年目の教科書」がおすすめです。
新人からリーダーまで15000人以上の営業職を指導し、大学で「営業の授業」を教えている先生の営業術が理解できます。
営業マンに必要な「73の基本」を教えてくれるので、若手営業・これから営業職を目指す人にぴったりの1冊です。
【営業の魅力】営業の魔法
営業の魔法は、営業部に所属されて半年間売り上げが無い「ダメ営業マン」がスーパー営業マンに合って変わるリアルなサクセスストーリーです。
営業マンはスキルを求めたがりますが、その前の人間性や在り方が重要です。なぜなら人間力が無いとお客様が「話を聞く耳」さえ持ってくれないからです。
また1度だけ発注をもらえても「営業マンの在り方」が悪いとリピートや問い合わせは絶対もらえないのです。
本書は営業マンとしての「正しい在り方」「営業の魅力」自分でもできるんじゃないか?と勇気をもらえる本です。
【優先度付け】エッセンシャル思考
エッセンシャル思考は「パレートの法則」に従って「TOP20%の優先順位を見つける方法」を教えてくれる名著です。
本書が必要な理由は、営業マンは、効果的な営業先に、効果的な方法で取り組まないと成果が出ないからです。
- 目的もなく量で勝負する。
- 予算のある企業に訪問しない、お金がない人にも営業をしてしまう
営業先に優先順位をつけず訪問するのは非効率です。非効率な時間をなくすためのエッセンスを学びたい人はぜひ読んでおきましょう。
【時間管理】なぜあなたの仕事は終わらないのか?
本書は『時間管理』について学べる本です。なぜなら時間管理ができないと営業活動に酷使して人生が豊かにならないからです。
営業マンは日中はアポ取り・訪問活用、訪問先から帰った夜に事務処理をするなど残業のオンパレードです。
時間管理・時間短縮・効率化を意識しないと、無限に残業できるので若いうちから「自分の時間は自分で守る」癖をつけましょう。
営業で残業続き、疲弊していて家族との時間や勉強時間がない人におすすめの1冊です。
【準備力】営業は準備力
5冊目は『準備力』に関するおすすめ本です。準備力が必要な理由は「営業成果」は準備によって大きく変わるからです。
天才を除いて、凡人は当日までの準備力が成果を分けます。準備の大切さは意識しすぎることはないのです。
- 訪問前にお客様の情報収集をしていない
- 当日の流れを組み立てていない
- MTGの最後の閉め方がイメージできてない
この当たりができてない人は本書を読んでおきましょう。営業力=準備力です。
【セールストーク】凡人が最強営業マンに変わる魔法のセールストーク
6冊目はセールストークの必要性です。営業マンにとってセールストークが必要なのは下記2つの理由です。
- 言葉と資料でしか会社や商品の価値を伝えられない
- 売れるトークをしないと、相手を「買いたい」と思わせられない
【リンゴを売るうるときのセールストーク】
- ✕:このりんごはおすすめだよ!
- ◎:この青森県産のリンゴは農家さんが無農薬で作った糖度15%です。通常1個200円なのが100円でおすすめになってます。
このようにトーク次第で、売れる確率は大幅に変わるので売れるトークを学ぶのは営業マンのマナーです。
売れるトークを学びたい人は下記おすすめ本を参考にしてください。
【自信】一生折れない自身の作り方
営業マンは「自信」が無いと売れません。なぜなら自信がないとお客様が不信感をいだき信頼してもらえないからです。
営業マンに必要なのは「5つの自信」と言われており、この自信がなければTOPセールスにはなれません。
- 職業に対する自信
- 会社に対する自信
- 商品に対する自信
- 自分に対する自信
- お客様に対する自信
自信をつけるためのヒントはサッカー日本代表の長友選手も読んでいる「一生折れない自身の作り方」に書かれています。
自信は誰もが持てます。自信がないと勘違いしている人に特におすすめです。
【行動・実行力】やり切る力
8冊目は行動力・実行力を得られる本です。
なぜなら、実践ができていないと①未来が変わらず成功できない②失敗できず反省と改善ができなからです。
- テレアポや訪問が怖くて、できるならしたくない
- 提案書を作っても上司に怒られるのが嫌で、相談したくない
- 顧客に何度も確認したら怒られそう
このように行動しないと、今の現状が変わらず、成功するか失敗するかもわからず現状維持のままです。
TOPセールスマンになるには「良いところを延ばす」「悪い部分を改善」「新しい分野の知識を入れる」ことがマストです。
行動できない・勇気が持てない・何かと怖いと感じる人は「やりぬく人の9つの習慣」を読んでみてください。
【改善編】鬼速PDCA
新入社員向けの最後の1冊は『改善力』を高める1冊です。
なぜなら「改善力」を高めないと悪い部分がそのままで、いつまでも成長できないからです。
あるテレアポ会社の調査によると、業務終了後に15分振り返りしたチームは、振り返りをしないチームに比べて23%も成果が高くなったそうです。
「振り返りと改善」は営業マンにマストな作業なのです。
4.【中堅営業マン向け】おすすめ本◎
第4章では【中堅営業マン向けのおすすめ本】を紹介していきます。
第3章の新入社員向けの本とあわせて、更にレベルアップするための知識と技術を備えていきましょう!
【負けない営業マン】無敗営業
中堅営業マンに向けたおすすめ本1冊目は「負けない営業マンになる」ことです。
なぜなら営業マンは各社のTOP営業マンと戦い、検討レースに勝たないといけないからです。
「無敗営業」では営業の勝負を「4つの勝負」に分けてそれぞれ、勝てる営業マンになるためのノウハウを教えてくれます。
他社比較で負けてしまう、自分には問い合わせが名指しで来ない、案件がリピートできない人にはお勧めの1冊です。
【ノルマ達成】目標達成の技術
中堅営業マンにおすすめの2冊目はノルマを達成する方法についてです。
OJTが終わってからは「ノルマ達成」が求められ、ノルマ達成できないと給料もグレードも上がらないからです。
【営業ノルマがきつい】目標達成の秘訣とすぐ辞めるべき職場の『5パターン』
目標達成には①目標売上から逆算して日々の戦略を立てる力と②戦略を着実に実行する力が求められます。
「目標達成の技術」無理のない目標設定の仕方、どうすれば目標が達成できるか描かれています。
戦略もなく漠然と日々の売上を稼ぐために頑張っている、毎年目標が達成できない人はぜひ読んでみてください。
【問い合わせを増やす】ブランド人になれ!
3冊目は『問い合わせを増やす』ためのおすすめ本です。
なぜなら営業マンは商品を売る前に「あなた自身」を売らないといけないからです。
【あなた自身を信頼してもらうブランド力】
- 人間的に気さくで、話しかけやすい
- 論理思考力があり、問題が理解・解決できる
- 良いことも悪いことも言ってくれる正直なところ
- 何でも相談できる業界知識を持っている
顧客はあなたに興味があれば話を聞いてくれますし、信頼してもらえれば相談ももらえるはずです。
嫁_背景ピンク.jpg” name=”よめちゃん”]すぐに商品提案して関係性がつくれない、名指しで問い合わせがもらえない人は読んでみてね!
【法人・大型営業】SPIN
4冊目は「法人営業・大型営業」のポイントを理解することです。
なぜなら個人営業と法人営業は、似て非なるものだからです。
【法人営業の特徴】
- 担当者の感情では決済できない・検討の流れが長い
(担当者→上司→課長→部長→本部長→役員) - 予算が大きく、ロジカルな提案書が必要
法人営業を理解しておかないと、いくら個人向け営業で売れていても成果が出ないので注意が必要です。
大型商談を制約に導く「SPIN」営業術は、大型案件を受注するためのこつと案件の課題抽出の方法が超わかりやすく書かれた名著です。
本手法はマイクロソフト・IBMなど超有名企業が導入しており、初めて法人営業に挑戦する人や、顧客課題の抽出が苦手な人にもオススメです。
【マーケティング】シュガーマンのマーケティング30選
5冊目は「マーケティング」に関するおすすめ本です。
営業マンがマーケティングを選ぶべき理由は、問い合わせを増やしたり、物を売るためにマーケティングの考えが必須だからです。
マーケティングの定義は「モノを売れる仕組みをつくること」と言われており、営業を効率化するために必ず必要なスキルです。
「シュガーマンのマーケティング30選」はマーケティングに求められる知識がふんだんに詰まった名著なので必ず読んでおくことをおすすめします。
【プレゼン・提案】ロジカルプレゼンテーション
最後は「プレゼン・提案力」をアップさせるおすすめ本です。
プレゼント提案力が必要な理由はどれだけよい商品も価値が伝わらなければ売れないからです。
【プレゼン資料と提案に求められる情報】
- お客様の課題整理
- 課題解決をできる方法
- 他社と比較した強み
- 金額感の妥当性
上記情報を整理して、商品・サービスの必要性を伝えることができれば、必ず物は売れます。
お客様の情報を論理的に整理し、適切な手法と流れで提案する「型」を身につけたい人は「ロジカルプレゼンテーション」を読んでみてください。
【営業MGR向け】おすすめ本◎
最後は営業MGRにおすすめの本を紹介していきます。
営業MGRは「メンバーのマネジメント」「人心術」など組織の成果を最大化するノウハウについて学んでいきます。
【経営について理解する】プロフェッショナルマネージャー
2つ目の書籍はMGR視点で『経営について理解する』ことです。
なぜなら経営について理解しなければ、MGRとしてどのようなサポートすべきかわからないからです。
本書を読めば経営の秘訣や、経営におけるMGRの役割、幹部社員になる方法、リーダーシップとは何かについて理解できるはずです。
【よいMGRの条件】優秀なプレーヤーはなぜ優秀なマネージャーになれないのか
次は「よい営業マネージャーになるための条件」を学ぶ本です。
なぜなら「プレーヤーとマネージャー」を区分して理解できないと、良いマネージャーになれないからです。
本書を読むと自分やチームメンバーのワークスタイル、マネジメントスタイルを知ることができます。
また、マネージャーとしてのリーダーシップとフォロワーシップをうまく発揮できるようになります。
「優秀なマネージャーになれる人の40の習慣」についても学べるので「優秀なマネージャー」について理解したい人におすすめです。
【人間関係について理解する】人を動かす
営業MGRに必要な1冊目の本は「人間関係」についてです。
なぜなら人間関係を理解すると、メンバーがあなたの話を聞いてくれたり、動いてくれるようになるからです。
- 相手に好かれる方法
- 自分の考え方に相手を引き込む方法
- 相手の感情を害することなく恨みを買うことなく、相手の考え方を変えるヒント
これらを学ぶことでメンバーにとって必要なMGRに近づけます。
「人を動かす」はあらゆる自己啓発本の原点本で、世界で1500万分以上売れている大ベストセラー本です。人を動かす技術や、良好な人間関係の築き方を学びたい人は必ず読んでください!
【部下を成長させる】新1分間マネージャー
本書は営業マンの部下を成長させるためのおすすめ本で世界で1500万部以上読まれています。
部下を成長させるべき理由は、営業MGRはチームの売上を達成するために各メンバーを「売れる営業マン」に育成しないといけないからです。
本書はアップル社・Twitter社・ジョンソンエンドジョンソンなど超一流企業で教えられているエッセンスなので読まない選択肢はありません。
目標の立て方・部下の褒め方・間違いの正し方など、部下のやる気を高めて自発的に動ける社員をつくりたい人におすすめです。
【変化できるMGR】これからのマネジャーの教科書
これからの時代のMGRは、時代と環境に合わせて「能力を刷新」していく必要があります。
そんな中で40名のマネージャーに「期待を超える成果がだせる理由」を聞いて回ったのが本書です。
キリンビールやパナソニックを筆頭に成果を出せるマネージャーの特徴を「グロービス」が解説しています。
- 自分のマネジメントスタイルが合っているか自分でわからない
- これからのマネージャーに求められるマインド・ナレッジ・スキルがわからない
- マネジャーでもイキイキ働ける人の特徴が知りたい
「これからのマネージャーに求められる条件」についてしりたい人におすすめの1冊です。
5.おすすめ営業本の読書効果を最大化する方法
第5章では、ここまで紹介してきた新入社員・中堅・営業マネージャー向け「おすすめ本」の読書効果を最大化する方法をお伝えします。
本章の読書方法を実践することで、最も効果的に読書ができるようになりますので必ず内容を実践してください。
読書法①:必要なときに興味のある本を読む
読書効果を最大化する1つめの読書法は「必要なときに必要な本を読む」ことです。
なぜなら、現在必要な本を読まないと、仕事で使うイメージが湧かないため頭に入らないからです。
【間違った本の読み方】
- 営業マンなのにマネージャーの本を読む。
- 何歳になっても自己啓発本を読む
- 興味がない本を読んでしまう
先輩からおすすめされても、今必要な本で、あなたが「読んでみたい」と心から思う本以外、読んではいけません。
今回紹介した新入社員向け・中堅社員向け・MGR向けの本も今の自分の環境にあった本を必ず選んでください。
読書法②:「頭に入る読書順番」を理解して読み始める
2つ目の読書法は「頭に入る読書順序」を理解して読み始めることです。
なぜなら本の読み方を理解せずに読書しても、内容が頭に入らないからです。
頭に情報を入れるときは、大きな概念から具体的な概念を入れるのがコツです。
【本の読み方と順番】
- 表紙を読む:本が一番伝えたいことがわかる
- 帯を読む:本が一番伝えたいエッセンス・学ぶべき理由がわかる
- 表紙を読む:本が1番伝えたいことを章別で分解している
- 1章から読み進める:各章の本文を忠実に読んでいく
本の構成はよくできているので、表紙から順番に読んでいくことで体系的に理解できる読書ができます。
「東大読書」を読んでから読みはじめると、本の読み方が理解できるため効果的です。
読書法③:1分野の本を5~10冊まとめて読む
3つ目の読書法は「1つの分野の本を5~10冊まとめて読む」ことです。
なぜなら、1分野の本をまとめて読むことで、必要な知識が体系的に身につくからです。
- テレアポに関する本:5冊
- プレゼンに関する本:5冊
- マネジメントに関する本:5冊
今回は各分野の本を厳選して1冊紹介していますが、本当は5~10冊読むと1分野の理解が完璧に深まります。
読書法④:「すでに学んだ内容」は読み飛ばす
読書効果を最大化する4つ目の方法は「既に学んだ内容は読み飛ばす」ことです。
なぜなら既に知っていることを学んでも、それ以上の成長が無く時間の無駄だからです。
5~10冊を1章から順番通り本を読み進めていくと、学んだことのある内容に必ず遭遇します。
すでに学んだ部分を飛ばして、学んでいない部分を読むことで、効率よく網羅的な読書が可能になるのです。
読書法⑤:内容が悪い場合は読むのを辞める
5つ目は内容が悪い場合は「本を読み進めるのを辞める」ことです。
なぜなら学びのない本を読んだところで、あなたの成長に繋がらず時間の無駄だからです。
【駄作の特徴】
- 表紙・帯・目次に論理性が無い
- 昔の経験ばかり語る(自伝系※再現性が無い)
- 文字稼ぎで同じことばかり書いている本
- 冗長・論文的なライティングで読みにくい本
このような本は時間をかけたにもかかわらず、効果が出ず時間を無駄にするので読書を止めましょう。
折角買った本なので最後まで読みたい気持ちはわかりますが、駄作を読まないことで2時間得したと思えば、圧倒的に辞めるメリットが大きいです。
読書法⑥:領域外の本もバランスよく読む
読書の効率を最大化する最後の方法は、領域外の本もバランスよく読むことです。
なぜなら領域外の本を読み、学んできた内容と組み合わせることで、さらに相乗効果が出るからです。
【相乗効果の出る読書パターン】
- 経営本×マネージャー本(経営を理解したうえでマネジメントを学ぶと経営者から好かれる)
- 営業本×マーケティング本(売る技術×売れる仕組みで効果倍増)
- 人間関係本×プレゼン本(相手と信頼を築いてプレゼンすると効果倍増)
まとめ読みを継続しながら、領域を広げることで幅広い知識を得られるのでぜひ実践してください。
6.営業で成果を出したいなら職場環境にこだわろう
最後に、営業環境の重要性についてお伝えして終わりにします。
なぜなら営業本でどれだけ学んでも「営業環境」が悪いと成果が出ないからです。
【営業成果の出ない悪い環境】
- ノルマが理不尽に高すぎる
- 商品やサービスに強み・差別化要因が無い
- 会社のブランドが無い(無理ではないが苦戦する)
- アイデアが認められない営業会社(創意工夫する気が無くなる)
- ブラック企業(体調が悪くなりパフォーマンスが出ない)
- 上司が高圧的ですぐ怒鳴る(自信がなくなり消極的になる)
これらの条件を満たす会社で働くと、営業マンの素質を持った人の可能性が無くなるので注意しましょう。
多くの人がおろそかにしていますが、会社環境で営業成果と人生は決まるので「働く環境」「売る商品」はとにかく慎重に選んでください。
営業職へ好条件で転職したい場合は、営業職転職に強みを持っているエージェントを活用してくださいね。
職場環境に徹底的にこだわって、楽に仕事の成果が出るよう取り組んでください。
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7.「営業力」は人生をイージーにする
ここまで「営業職におすすめの本」を新入社員・中堅・営業マネージャー別で紹介しました。
営業本は「営業ノウハウ」を体系的に理解でき、TOP営業マンの思考と行動を学べる重要ツールです。
ときに挑戦するモチベーションを高めてくれたり、断られた時の支えになってくれます。
第2章で紹介した営業本の選び方を参考に「長く読み継がれる本」を読んでみてください。
第3章以降で紹介したおすすめ本は、私が新卒3年間ビリの状態から、
営業No.1を実現し、1兆円企業を開拓し、現在は上場企業の研修まで担当できるようになった秘訣が詰まっています。
「かならず営業No.1になってやる!」と強い気持ちを持って、読書効率を最大化する方法を理解して21冊すべて読んでください。
最後に僕も10年かけて営業力を高めたことで、いつでもどこでも稼げるようになり、人生がイージーになりました。
本記事を読んでくれたあなたが、営業力をつけてTOP営業マンになり、自由な生活を送れることを心から応援しています!
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