・理不尽な上司に対処する解決方法を教えて!
・理不尽な状況だから辞めるのって逃げになるの…?
会社で働く以上、理不尽な環境や仕事って日常茶飯事ですよね。
- 自分が悪くもないのに、なぜか怒られる
- 上司の言ってることが毎回違う、その時の気分で振り回される
- 自分だけ他の人と違う冷遇対応や、つらい状況に追い込まれている。
「やってられるか!」「本当に謎すぎる」とはらわた煮えくりかえったり、飽きれたことがあるのは僕だけではないでしょう…。
結論、1秒でも早く理不尽な環境は抜け出さないと、人生が終わってしまいます。
なぜなら、仕事のパフォーマンスが悪くなり無駄な時間を過ごしてしまうどころか、最悪の場合、精神的にも病んでしまうからです。
基本的に立場上、上司を変えることは不可能で、あなたが変わる・環境を変える以外、状況は変わりません。
本記事を読めば理不尽な仕事から解放されて、ストレスフリーで楽しく仕事ができるはずです。
星の数ほど会社はあるので、必ず理不尽ではないホワイト企業はあります。
理不尽な環境は未熟な会社や上司が招く失態ですから、記事を読んだ後は、自分を守るために理不尽な仕事が当たり前と思わず、すぐに環境を変えましょう。
- 仕事を辞めたいと悩んでいる人はまず『診断チェック項目15個』を確認してください。
- 1秒でも早く次の仕事を見つけたい人は→失敗せずに転職するコツに飛んでください。
この記事を書いている僕は30代で、現役戦略コンサルタントとして10年働いています。
当ブログ『ビジネスギーク』で転職情報や年収を上げる方法を発信しています
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1.仕事の理不尽が無くならないのは全員「自分を守るため」
まず初めに、なぜ理不尽な仕事が生まれるのでしょうか?
みんなが優しく仕事すれば理不尽な仕事なんて起きないと思いませんか?
それにもかかわらず理不尽な仕事が生まれる理由は、全員が「自分を守らないといけない」からです。
- チームで成果を出さないと会社から怒られる
- 降格・減給されて家族に迷惑かける
- 仕事を部下や後輩に振り分けないと仕事が増える・めんどくさい
- 怒っている威厳を示さないと後輩になめられる
- 後輩に抜かれてポジション・居場所が無くなる
このように、社長であれば株主から、部長や課長でいえば経営層から責任追及をされたり、それぞれが自分の立場を守るために理不尽な要求をしてしまうのです。
2.【仕方ない】仕事の理不尽に耐えられない11パターン
会社での理不尽な状況は数えればきりがありません。
多くの人が抱える理不尽な仕事環境は次の通りです。
下記状況の人は「明らかに理不尽な仕事」環境で働いていると認識しておきましょう。
2.1.上司の話す内容が毎回違う
1つめの理不尽なパターンが上司の話す内容が毎回違うことです。
なぜなら、依頼内容が毎回違うと、アウトプットしても上司が求めた成果を提供できないに決まっているからです。
そりゃそうですよね、野球に置き換えると、指示に対して次のような矛盾が生じているのです。
前回:バントをしてくれ→僕はバントをした
今回:ホームラン狙ってくれって言ったじゃないか?
→いやいや!前回バントしろって言いましたよね?上司の指示が「ホームラン狙え」とすり替わってるんですから、そりゃ僕は怒られるじゃないですか?
こんなことが会社では日常茶飯事なので、自分の言ったことをすぐ忘れる上司には本当に注意しましょう。
2.2.上司ができないことを要求してくる
2つ目の理不尽パターンは上司もできないことを要求したり、現場の作業量がイメージできないことです。
理由は上司が「現場レベルの仕事内容」をイメージできないため、理不尽な仕事を要求してしまうのです。
2.3.会社や上司がミスを認めない
会社や上司がミスを認めない環境も理不尽極まりないです。
なぜなら会社や上司のミスで部下が仕事を失敗しているのですから、責任を取るべきは会社や上司だからです。
責任が会社や上司にあるにもかかわらず、あなたに責任を押し付けるのであれば、いいパフォーマンスができるわけがありません。
2.4.反発すると「我慢しろ」「わかってない」と押さえつけられる
4つ目の理不尽な仕事パターンは、意見・反発すると押さえつけてくる会社です。
このパターンは自分に非があったり、ミスしても上司のいいように解釈したり、部下の意見を許さず「悪いのはお前だ」と頭ごなしにいうパターンです。
上記のような対応を取る上司がいる会社は、マネジメント層が育成できてない、もしくは立場の強い人には強く言えない、基盤の弱い会社な証拠です。
早急に部署異動をお願いするか、別の仕事を探すべきでしょう。
≫【会社の不信感が拭えない!!】モヤモヤして退職・転職を考える前の対処法
2.5.上司が論理的に説明ができない
5つ目は「上司が部下に論理的に依頼内容を説明できない」パターンです。
なぜなら、依頼内容の詳細・対応手順・コツを論理的に教えてもらえないと、部下が完璧に対応できないからです。
- 依頼内容を簡潔にわかりやすく説明
- どのような方法・手順で進めれば、早く対応できるか説明
- 自分の経験からコツや難しい部分を説明しておく
このように対応できない人は「本人が依頼内容を理解できていない」場合が多いので注意しましょう。
【上司が嫌いすぎて仕事を辞めたいあなたへ】13の対処法を紹介する
2.6.仕事量が多すぎる・仕事が増えても給料が変わらない
仕事量が多すぎる、多すぎる仕事に対して給料が変わらない会社も理不尽極まりないです。
本人の時間と成果を正当に支払うのは会社の義務であり、それが払えない会社にいるべきではありません。
多くの会社では、時間や作業量に対する報酬は可視化できておらずうやむやにされるため、評価基準が残業代がない会社は特に危険です。
社会人の勉強時間の作り方17パターンを暴露!【超激務なコンサルが効果実証済み】
2.7.膨大な仕事に対してのスタッフ人数が少なすぎる
膨大な仕事に対して、スタッフの人数が少ない会社も、理不尽な仕事を押し付ける常習犯です。
なぜなら、本来1人当たりができる作業量を超えて依頼されてるからです。
残業代が出るならまだしも、劣悪な会社には長時間労働かつ残業代が支払われてない会社もあります。
≫【仕事量が多すぎて辞めたい】仕事量を減らし最速でタスクをさばく『8つのコンサル仕事術』
2.8.無理な納期
8つ目の理不尽な仕事は「無理な納期を指定してくるパターン」です。
なぜなら本来、仕事にはバッファと呼ばれる余裕があり、人数・他のクライアント対応などを考慮して一定の期間が与えられるべきだからです。
そんな中で「上司の依頼だから」「クライアントのお願いだから」と無謀な納期を依頼されること自体が間違っています。
しかし「納期を短くできないなら他社や他の人に依頼する」と下請けや部下に圧力をかけるのが常態化しており、現実的に短納期依頼が中々無くならないが事実です。
≫【仕事でキャパオーバーになる新人は無能?】あなたの仕事が終わらない原因と予防策
2.9.高すぎる目標・クオリティを求める
9つ目は高すぎる目標やクオリティを求められることです。理不尽な理由は2つあります。
- 社歴が浅い人に、高いクオリティが出せるわけがない
- クオリティは、上司や顧客の解釈によって決まる
一つ目は、経験や実力が伴っていない後輩が上司の求めるクオリティを出せるわけがないのです。
ある程度のクオリティまで仕上げた後に、上司のレベルまで仕事のクオリティを高めるのが上司の役割にも関わらず、自分のレベルを求めるのはあまりに理不尽です。
さらにクオリティには数値や具体性がないので「上司やクライアントの抽象的な意見」がクオリティと認識されてしまうことも危険です。
どれだけ部下の仕事のクオリティが高くても、上司が「クオリティが低い」と言えばそのようにみられる落とし穴に注意しましょう。
2.10.感情論ですぐ怒鳴る、話を聞いてくれない
感情論ですぐ起こる、話を聞いてくれない上司も理不尽な仕事を要求します。
なぜなら、感情論で怒ったり意見を聞いてくれない上司だと、依頼前に仕事が理不尽と分かっていても、部下には交渉の余地がないからです。
パワハラ上司がつらくて仕事を辞めたい人の特徴6個と対処法【うつ病経験者が語る】
2.11.仕事のミスや顧客からのクレームで守ってくれない
最後の理不尽な仕事のパターンはミスから上司が責任を取らず守ってくれないパターンです。
具体的には、部下は上司のマネジメントで指示を受けて作業をしているため、最終的な責任は上司が負うべきです。
それにもかかわらず、クライアントからのクレームや部下がミス吸た時に「管轄している私の責任です」と言えない上司がいます。
上司が自分を守ってくれない場合があるため、本来上司を信用せず、全て自分の責任で仕事に取り組むことが大切です。
参考:【悩みが一切消える】理不尽な要求をするクレーマー『10の対処法』
【理不尽な環境を我慢するのは当たり前?】
- 多くの人が勘違いしているのが「理不尽な状況でも我慢しなければならない」と思っていることです。
- これは全くの誤りで、部下は上司を選べないので、理不尽な環境があれば環境を変える以外に方法が無いのです。
- 我慢する状況が続くと、ストレスが溜まり、仕事に集中できなかったりうつ病になります。
- 理不尽な環境はおかしいと認識して、いつでも転職できるよう環境を変える準備≫をしておきましょう。
3.耐えられない理不尽な仕事を解決する「8つの方法」
ここからは耐えられない理不尽な仕事を解決する方法を紹介していきます。
3.1.会社や上司は変わらないので遠めに見て、淡々と仕事する
耐えられない理不尽な環境を解決する1つめの方法は、淡々と仕事をすることです。
なぜなら基本的に会社や上司を変えようと思っても、変えることは不可能だからです。
リアルな話で恐縮ですが、会社員である以上ある程度のことは会社の方針に従うしかありません。
そのため耐えれる範囲で仕事を引き受け、感情を介さず、耐えられないようであれば転職するのが無難でしょう。
3.2.上司の依頼内容をメモして、メールで共有
2つ目の解決方法は上司の話が変わっても大丈夫なように「上司の依頼内容をメモして、上司にメール確認しておく」ことです。
こうすることで話の内容が変わっても自分に非がないことを証明できます。
- 「この前●●上司からAの依頼を受けたので対応しました。内容はメールしているはずです」
- メールにお送りした依頼内容を指示したのはAさんですよね?私は言われたとおりに業務遂行しただけです。
上司は自分の非を認めないように話をすり替えるので、動かぬ事実をメールで残しておきましょう。
『メモの取り方』が劇的に変わる4つのコツ【コンサル歴10年のノウハウ】
3.3.上司に「まず自分でやってもらう
3つ目は「上司にまずお手本を見せてもらうことです」なぜなら上司ができないことを部下が実践するのは難しいからです。
- 話は理解したのですが、今私が取り組んでも再現性が低いのでA上司の隣でまず見てもよろしいでしょうか?
- 部下や後輩に無理な指示を出す前に、まずA上司が実践できることを証明いただけますか?
3.4.会社や上司のミスを論理的に説明して、解決方法を提示
4つ目の対処法は、会社や上司からの理不尽さを論理的に説明して、解決方法まで提示することです。
なぜなら、会話ベースでやり取りをすると言いくるめられるため、ロジカルに提案書で説明すれば、理不尽さを証明できるからです。
ただし重要なのは、ただ文句を言うだけでなく、解決方法を提示することです。
【論理的に会社の理不尽さを証明し、解決策を提案する】
- 現在●●の業務を■人で行っており、人数が足りていない。
- 中途社員●名がいれば対応できるため、何とか4月までに3名の採用を依頼したい。
きちんとした会社であれば真摯に対応してくれるはずですが「下っ端のくせに意見するな」と言われるようであれば今すぐ会社を辞めましょう。
会社や上司の問題点を追究する場合は、自分が成果を出しているときに行いましょう。文句ばかり言うと会社からの評価が下がり会社に居づらくなるリスクも考慮したうえでアクションするのが大切です。
3.5.説明がわからない部分は聞く、方法と手順を聞く
5つ目は説明がわからない部分は上司に方法と手順を詳しく聞くことです。
理由は、上司が対応方法や手順もわからないのに漠然とした依頼をすることがあるからです。
依頼を受けるときは「どの方法と手順で対応すれば課題がクリアになるか」道筋が見えた段階で引き受けるのが一番です。
道筋がみえない、依頼内容がよくわからないときは、どんどん質問して不明点・不安点を克服していくことが大切です。
3.6.友人・信頼できる上司・人事担当に相談
6つ目の解決方法は信頼できる友人、上司、人事担当者に相談することです。
なぜなら、上記相手に相談することで、現状況が異常ではないか客観的な意見や解決方法を教えてもらえるからです。
相談することで何に理不尽に感じているのか、なぜ耐えられないのか?何を解決すればすっきりするのか頭を整理できるでしょう。
ブラック企業にいると会社の異常事態が見えなくなり、正常な判断ができなくなる場合もあるので、客観的なアドバイスをもらえる人に相談しましょう。
【仕事を辞めたい時の相談相手の選び方】悩み別&相手別で解説!
3.7.部署異動をお願いする
7つ目は部署異動をお願いすることです。なぜなら部署異動することで職場環境や上司との人間関係が改善されるからです。
会社や上司に話しても、いきなり人間性を変えるのは不可能で、問題が解決することは稀なので環境を変えるのが一番手っ取り早いです。
3.8.環境が変わらず耐えられないときは転職する
最後に環境が変わらずに堪えられない場合は転職しましょう。
なぜなら、会社には文化があり、規模感が大きいほど、これまでの決まりや考えをいきなり変えるのは不可能だからです。
また上司に関しても、組織に所属する以上自分を守りたい人がほとんどで、あなたの意見をくみ取り、上層部に打診する勇気ある人はほとんどいません。
転職すれば、大抵の仕事を辞めたい理由を解決することができ、新しい環境でハツラツと仕事を再開できるでしょう。
転職エージェントには総合型や特化型などあなたに合ったエージェントパターンがあるので、下記を参考にしてピッタリの転職エージェントを探してみてください。
【年収別】あなたにピッタリな「おすすめ転職エージェント」ランキングTOP10を紹介!
4.理不尽な仕事を辞めていいのは部下の立場が弱いから
ここまで理不尽な仕事パターンとその解決方法を紹介してきましたが、理不尽な仕事が多い場合は仕事が辞めたくなるのは当然ですので、逃げましょう。
なぜなら、部下よりも上司の方が発言力や決定力があり、部下がコントロールできない部分が多すぎるからです。
- 断りたくても断れない、断ると評価や給料が下がる
- 上司の方がキャリアも実力もあるので、嫌でも断れないし、反論しても言いくるめられる
- 耐えられない程つらいのに、会社は当然上司の方を守る
僕自身も、1人部署で到底不可能な仕事を割り振られたり、残業代が一切でない中で延々と仕事をさせられるなど、耐えられない状況が5年ほど続きました。
しかし、上司の方が発言権もあり、成果も出しているので理不尽な仕事を断れず、最終的にはうつ病になって、退職を決意しました。
本記事を読んでくれているあなたも恐らく「コントロールできない」「断れない」状況にもがいていると思いますが、何度も言うように環境を変える以外方法はありません。
5.仕事を辞めるなら次の仕事を決めてから転職しよう
耐えられない理不尽な仕事環境を改善するには、部署異動か転職が最も手っ取り早いとお伝えしました。
しかし、仕事を辞めるときは必ず別の仕事決めて転職してください。
なぜなら次の仕事が決まらないまま転職すると、焦って条件面の悪い会社や、自分が本当にやりたくない仕事に転職してしまうからです。
環境を変えたい時は、改めて「自分が本当にやりたいことはなにか」「どんな環境で働きたいか」を振り返ってください。
その後は、複数の転職アドバイザーに条件に当てはまる求人を紹介してもらい、理不尽な職場環境がないか転職会議で確認することで失敗を最小限にできます。
6.後悔する前に、本当に理不尽な仕事環境か客観的に考えよう!
ここまで理不尽な仕事に耐えられないときの解決方法についてお伝えしました。
会社や上司が理不尽な仕事を突きつけるのは結局「それぞれが自分を守りたい」保身にあるとお伝えしました。
本記事でお伝えした「理不尽な仕事パターン」に当てはまり、長く理不尽な状況が続く人は1秒でも早く環境を変えましょう。
理不尽な環境下では成果も出にくいのと、給料も上がらないため「時間が無駄に過ぎる」うえに「将来のキャリアアップ幅も下がってしまう」デメリットが大きいです。
状況を変えたくても会社や上司の力が強く、他人は変えられないので、頑張るほどあなたのメンタルが不安定になるのも目に見えています。
いずれにせよ1度、転職エージェント・友人など客観的な視点であなたの状況を見てくれる人に相談して、環境を変えるべきかゆっくり考えてくださいね。
本記事を読んでくれたあなたが、納得のいくストレスフリーな職場環境で働けることを心から祈っています!
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