・仕事を辞めたいけど言えない…上司が怖くて話を切り出せない…
・辞めた後って後悔しない?結局会社を辞めても大丈夫なの?
・確実に仕事を辞められる「辞めますの伝え方」が知りたい
「会社を辞めます」と一言いえればいいものの、会社や上司が怖かったり、お世話になった御恩から家ないことってありますよね…。
本記事では【仕事辞めたいけど言えない理由と、5年たって僕が辞められた理由と5つの手順】について紹介します。
本記事を読むことで「仕事を辞めたいけど言えない理由」と「仕事を辞めたいときの対処法と手順」が知れます。
「仕事を辞めます」のたった一言が言えずにいると、僕のようにずるずると無駄な年月が経ってしまいます。
それどころか挑戦の機会がなくなったり、夢や目標の達成が遅れたり、劣悪な環境で働かされるなど、百害あって一利なしです。
- 辞めなければならない明確な理由
- 「辞めたい」と100%言える方法
この二つが分かれば、絶対に「仕事辞めます」と言えますので、本記事の内容を実践して「辞めます」と伝えてみてください。
この記事を書いている僕は30代で、現役戦略コンサルタントとして10年働いています。
当ブログ『ビジネスギーク』で転職情報や年収を上げる方法を発信しています
:https://twitter.com/yuro_tasteearth
1.仕事辞めたいけど言えない理由
まず初めに仕事を辞めたいけど言えない理由について説明します。
「仕事を辞めます」の一言が言えない理由は明確にあるので、そこを解決すれば「会社を辞めます」の一言を絞り出せるからです。
辞めたいけど言えない理由は大きく下記8つで、順番に説明していこうと思います。
1.1.上司に言うのが怖い・引き止めが面倒
まず最初は上司に言うのが怖い・引き止めが面倒であることです。
なぜなら「辞めたいです」と伝えたときに、上司が高圧的な態度で反論して辞めさせてもらえないからです。
場合によっては簡単にあしらわれ、話を聞いてもらえないこともあります。
- 成果も出してないのに今辞めても、次でも絶対通用しないぞ
- 今やめたら残ったメンバーに迷惑がかかるだろ?会社への恩はないのか?
- とりあえず、辞表は受け取れないからまたゆっくり話そう(話すことはない…)
何度もこのやり取りをするうちに、疲れてしまい辞めることを諦めてしまう人も多いです。
≫【上司が嫌いすぎて仕事を辞めたいあなたへ】13の対処法を紹介
1.2.伝えるタイミングが難しい・仕事が完結していない
2つ目の辞めたいけど言えない理由は「伝えるタイミングが難しい」ことです。
なぜならお客様との仕事が完了していない、または仕事が完了する前に別の仕事がくるため辞められないからです。
- この仕事が終わったら、辞めよう。
- 辞める前に「次の仕事は○○だ。納期は〇月な!あっ…はい…」
次から次に舞い込んでくる仕事のせいで、「辞めます」というタイミングを逃す人は大勢います。
≫【仕事でキャパオーバーになる新人は無能?】あなたの仕事が終わらない原因と予防策
1.3.会社やチームの業務に迷惑がかかる
3つ目は『会社やチームの業務に迷惑がかかる』ことです。
なぜなら、あなたが辞めることで他のメンバーの業務量が増えたり、お客様に迷惑がかかるからです。
- あなたが辞めると、他のメンバーで代わりに仕事を負担する。
- 人数が少ない職場や部署だと、かなりの負担がかかる。
- これまでお世話になったお客様に多大な迷惑がかかる。
こんなことを考えているうちに「今は辞める時じゃないかも…」と辞めるタイミングを逃してしまうのです。
≫仕事量を減らし最速でタスクをさばく『8つのコンサル仕事術』
1.4.お世話になった上司や仲間との人間関係を失う
4つ目の理由はお世話になった上司や仲間との人間関係を失ってしまうからです。
新卒で一緒に苦楽を共にしてきた仲間と離れたることの寂しさや、手塩に掛けて育ててくれた上司への恩で辞めにくいと感じてしまうのです。
- 次の会社でこんなに楽しい動機には出会えないかもしれない
- お世話になった上司の顔に泥を塗ってしまう。感謝を返せていない。
仕事を辞めたいけど言えないときは、このように感情が影響することも多いのが実情です。
1.5.今の生活を変えるのが怖い
辞めると言い出せない人の中には、今の生活を変えるのが怖い人もいます。
理由は次の通りです。順に説明していきます。
- 今のままでも十分幸せ。
- 次の転職先がいい会社かわからないし不安。
- いくつか嫌なところもあるけど、いいところもあるし…今の職場でも悪くないのかも…
- 次の転職先がどんな所かわからないし結構不安だな…
会社に対して、極端に嫌いない要因がない限りは、その会社にとどまろうとする人が多いのも事実です。
1.6.親や家族に言い出せない
6つ目に辞めますと言えない理由が『親や家族に言い出せない』ことです。
入社して間もない時に「辞める」というと親から文句や反対されたり、
家族に対しての申し訳なさや、一時的に収入がなくなって迷惑をかけてしまうため辞めたいと言えないのです。
- 入社してからは3年間は頑張りなさい(親から言われる)
- 今会社を辞めて家族はどうするの?子供もいるし収入なくなるの分かってる?
こんな言葉をかけられ、転職の優先順位が下がってしまい、嫌々会社を続けてしまうこともあります。
1.7.転職先が決まっていない
「仕事を辞めます」と力強く言えないのは、転職先が決まってないからです。
転職先が決まってないと、辞めた後に仕事や収入がないため「辞めます」と言い出せないのです。
逆に言うと、転職先がすでに決まっている状態であれば「辞めます」の一言も言いやすくなります。
- 辞めますと言ったものの、次の会社が決まってないので反論されると今の会社にとどまる。
- 次の会社が決まってないので、絶対やめる必要もなくなってしまう。
転職先が決まってしまえば「辞めます」と言わなければいけません。
結論:「会社を辞めます」と言うために、最も効果的なのは『次の転職先を決めること』だと覚えておきましょう。
≫転職活動のやり方がわからない人が最初に読むべき『転職マニュアル7手順』
1.8.転職先を探す時間すらないから
最後に、転職先を探す時間がなく、次の仕事が探せない人は「仕事を辞める」と言いづらいようです。
ブラック企業の中には、長時間労働や有休を使えない会社や、転職活動の時間もない会社があるからです。
- 長時間労働で仕事が終わる時間が遅く、転職活動ができない…。
- 平日に有給が取れず、転職活動がなかなか進まない…
仕事を辞めますというためには次の転職活動を探す必要があるとお伝えしました。
もっと言うと仕事を辞めるためには、まず転職活動の時間をどれだけ取れるかがポイントになりそうです。
≫社会人の勉強時間の作り方17パターンを暴露!【超激務なコンサルが効果実証済み】
2.仕事を辞めたい原因を考え直そう
仕事を辞めたい理由が分かったところで、次に「仕事を辞めたい原因」を考え直しましょう。
なぜなら「仕事を辞めたい」の一言が出ないのは、自分の中で辞めたい原因が定まってないからです。
2.1.どうして辞めたいのか、徹底的に考え直そう
まず初めに『あなた自身がどうして仕事を辞めたいのか』を徹底的に考え直しましょう。
なぜなら仕事を辞めたい理由が分からないと、周りに反論されたときに意思が揺らいでしまうからです。
- なぜ会社を辞めたいんだ?理由もわからないまま辞めるのはまずいんじゃないか?
- 辞めた理由が分かるようになったら、もう一度相談に来い!
- 本当に今の仕事を辞めていいのだろうか…(※辞める理由がぶれている人に多い思考)
辞める理由がなくても辞めることはもちろん可能です。
しかし辞める理由が定まってないと、いざ上司や役員から反論された時に、言いくるめられる可能性が高いです。
更に、辞めた後に後悔する場合が多いので、辞めたい理由は徹底的に深堀しておきましょう。
2.2.今の職場で、それは満たせないのか考えなおそう
仕事を辞めたい理由を考えた後は、今の会社で、不満足な部分を満たせないか考え直しましょう。
なぜなら、仕事を辞めたい理由を伝えても、場合によっては会社が対応してくることがあるからです。
もしくは考え直して問題が解決できれば、今の会社にいることが幸せな場合もあるからです。
- 給料が少ない⇒給料アップで対応されると辞められない
- 長時間労働がきつすぎる⇒働き方の見直しが入る
- 上司との人間関係が嫌だ⇒部署異動を推薦される
今不満に思っていることは、実は考えなおしたり、周りに協力してもらえれば対処できる場合もあります。
本当に、今の不満や不足感は会社で対処できないのか?どうにもならないのか考えてみましょう。
2.3.辞めた後にどうなるか・後悔しないか考えよう
3つ目は、辞めた後にどうなるか、後悔しないように考えましょう。
というもの、転職で自分の希望を100%満たせる会社はそうそうないからです。
辞めた後に、次の会社で起きるリスクを考えておかなければ、また辞めてしまう可能性が高まってしまいます。
- 上司が嫌で今の会社を辞めたけど、次の会社でいい仲間に出会える保証はない。
- 給料は上がったけれど、その分仕事のストレスが大きすぎて辞めたくなる。
- 中小企業から大企業に行くと、連絡事項が多すぎてめんどくさい。
このように、全てがいいことばかりでなく問題も想像できます。
2.4.給料が業界平均以上か?残業代が支払われているか?
次に給料が平均以上か?今の会社の残業代が支払われているかを確認しましょう。
なぜなら今いる会社の給料が平均を下回っていたり、残業代が支払われていなければ、異常を感じ「辞めます」と言いやすくなるからです。
- 今いる会社の年収は、他の会社よりも業界平均的に少ない…
- 他の会社は普通に残業代が出るが、自分の会社は出ていない…。
そして今いる会社の給料が平均ではないことに気づくと「やっぱりやめよう」と意思を固めやすくなるでしょう。
≫高給取りとはいくらから?未来の『高給取り』おすすめ職業6つを紹介
2.5.長時間労働・残業・休みなしで体を壊す人がいないか?
5つ目に考えるべきは長時間労働・残業・休みなしで体を壊す人がいないかです。
なぜなら体を壊す人が多い職場だと、あなたも今後、体を壊す可能性が極めて高いからです。
- 始発終電で働く人が、かなり多い。
- 会社は残業することが異常だと気付いていない。
- 現場の人がどれだけ働いているかが見えていない…。
あなたの今いる会社が、社員を酷使しながら利益を上げている会社ではないか?
営業や人の働きに特化せずに、自動的に売上が稼げる仕組みがあるか?などを考慮してみましょう。
長年社員が遅くまで働くことで利益を稼いできた会社であれば、退職を検討しましょう。
定時で帰れない会社の9つの特徴【すべては会社選びで決まります】
≫【会社の不信感が拭えない!!】モヤモヤして退職・転職を考える前の対処法
2.6.会社の雰囲気や人間関係はどうか?
退職する前に、会社の雰囲気や人間関係を今一度見直しましょう。
なぜなら、人間関係が悪い職場では、無駄なことが気になって最高のパフォーマンスができないからです。
- 上司との人間関係が悪い…顔も見たくない…。
- 同僚との争いが熾烈…お互いのお客さんを取り合うようになってしまう…
- 会社の雰囲気が悪い…生き生きしてなくなんとなく暗い…
会社の雰囲気が良くないと、自分のパフォーマンスに影響が出ます。
特に、人間関係は改善するのに時間がかかることと、一人でも合わない人がいると苦労します。
今後の職場を決めるうえで必ず考慮に入れておきましょう。
【上司が嫌いすぎて仕事を辞めたいあなたへ】13の対処法を紹介する‼
2.7.やる気・成長意欲の高いメンバーがそろっているか?
7つ目に考えるべきことは、自社にやる気・成長意欲が高いメンバーがいるかどうかです。
なぜなら、お互いに刺激しあえるような関係性がなければあなたの成長スピードが遅くなるからです。
- 現状維持で良いと思っているメンバーが多い
- 社内のメンバーが時間分働いて給料だけもらえばいいと思っている…
- もっと成長しようと思っているメンバーが少ない
学力やスポーツも同様ですが、あなたの所属する環境は、成長スピードに影響します。
より成長したければ日々自己鍛錬を惜しまず、意欲の高いメンバーがいる会社を選びましょう。
≫【成長できない会社の特徴】市場価値が上がらない&ダメ人間になって人生終了
2.8.会社でハラスメントがないか?
会社でハラスメントが多くないかも確認しましょう。
上司からのハラスメントが多い会社では、あなたが委縮してしまい最大のパフォーマンスが出せないからです。
あまりにもハラスメントが多いと、自信がなくなったり、最終的にうつ病まで追い込まれることもあります。
- 会社に、高圧的な態度の上司が多い…。
- ハラスメントが起きていても、怖くて誰も言えない雰囲気がある…。
- 怒る・怒鳴り散らすで部下を動かす『ボスマネジメント』が多い。
上記会社は「辞めます」と言ったときに最も辞めにくい会社の部類です。
しかしこのような会社では絶対に良いパフォーマンスはできませんので、今すぐ退職を検討しましょう。
2.9.次のキャリアップにつながっているか?
最後に次のキャリアアップにつながっているかも必ず検討しましょう。
なぜならキャリアアップにつながらない会社では、それ以上成長できず・給料も上がらないからです。
- 毎日同じ内容の仕事ばかりを永遠繰り返している…。
- 革新的な技術やアイデアについて考えることをしない社風
- 将来の仕事に直結しない会社(転職時に使えないスキル・知識)
キャリアにおいて、年齢やタイミングは超重要です。優秀な人はやる気があるに越したことはありません。
今の会社でずっと活躍しようと思っているのであれば話は別ですが、今後のキャリアも考えるのであれば今の仕事が将来に繋がっているかは必ず確認しましょう。
3.仕事を辞めたいけど『ずるずる言えない人』のパターン
第3章では、会社を辞めたいけど『ずるずる言えない人』のパターンをお伝えします。
「辞めます」の一言が言えない人は、間違いなくこのパターンに入り込んでいるので注意が必要です。
3.1.辞めたい理由が1つあるが、それ以外は問題ない
1つ目にずるずる辞めたいと言えない理由は『辞めたい理由がそこまで多くない』ことです。
会社に辞めたいと伝えた時に「問題を一緒に解決しよう」と言われると上手く丸め込まれるのです。
「辞めたい」と伝えても100%反論されます。その際に辞めたい理由がおおい・強くないとずるずる辞められないので注意しましょう。
3.2.辞めた後に転職できるかが分からないと思ってる
辞めた後に『転職できるかわからない』と思っている人もずるずる辞められない傾向にあります。
なぜなら結局、辞める自信がないと居心地の良い空間に居座って辞められないからです。
どうしても辞めたい場合は『転職先を決めてから退職する』のが一番です。
辞めた後から転職活動をするのは、絶対に辞めましょう。
3.3.転職できても、いい会社かわからないと不安
転職できても、次の会社がいいかわからないと不安になる人も辞められません。
なぜなら、人は見えないものや予測できないものに対して、極度に不安を抱えるからです。
「もしかしたら今の会社の方がいいかもしれない」「次の会社が上手くいかなかったらどうしよう」
そのような気持ちがあると『仕事を辞めたいです』と言い切れなくなってしまうことを覚えておきましょう。
3.4.辞めたいけど、辞めたい理由は明確にない
最後におかしな話なのですが「辞めたいけど、辞めたい理由が明確にない」人は辞められません。
理由は上司に反論されると、辞める理由が見つからず、辞めたいことを説得できないからです。
最終的には「とにかく辞めたい」と伝えればいいのですが、辞める時にイメージが悪いので、会社や上司が納得のいく退職理由を考えておきましょう。
4.仕事辞めたいけど言えないときの対処法
仕事を辞めたいけど辞められない人の特徴を知ったら、次は辞めたいと言えないときの対処法をお伝えします。
仕事を辞めたいけど言えないときの対処法は下記の6つです。順に説明します。
対処法①:辞めるべき理由を全て書き出す
「仕事を辞めたい」と言いたければ、まず『辞めるべき理由をすべて書き出す』ことです。
なぜなら理由を書き出すことで会社をきっぱり辞めたいと思うようになるからです。
また上司から反論された時も、屈することなく「辞めます」の一言が言えるようになります。
- 給料が安すぎる
- 労働環境が悪い/残業や長時間労働が多すぎる
- 新しいキャリアを歩みたい/より高いレベルでの仕事がしたい
『仕事を辞めます』と言えるためにはまず自分を説得する必要があります。
とにかく辞めたい理由をたくさん書きまくりましょう。
対処法②:辞めない理由を1つずつ潰していく
「仕事を辞めたい」と言えるようになるために『辞めない理由』を潰していきましょう。
辞めない理由を潰すことで「やっぱりやめた方がいい」と自分を肯定できるからです。
- 職場の人はいい人だ‼:でも給料が安いと、生活が楽にならない。
- 仕事自体は好きだけど…:それでも給料が低いと、家族を養えない。報われない仕事はよくない。
- 今の環境が悪いわけではない:納得いくキャリアに挑戦しておかないと後で後悔する。
対処法③:「退職します」と言ったときのシュミレーションを行う
3つ目は『退職します』と言ったときのシュミレーションを行うことです。
なぜならシュミレーションをしておくことで、どんな状況でも落ち着いて「仕事を辞めたいです」と伝えられるからです。
- 上司に丸め込まれる想定:退職願・退職届を渡す
- 退職届を受け取ってもらえない想定:退職代行を使おう
- 会社や上司に面談を組んでもらえない:退職代行で辞めるしかない
このように、退職を伝えるときに起こる事態を事前に予測しておくことで、落ち着いて「辞めます」の一言が言えるはずです。
対処法:④引き止められる理由と言い返す準備をする
仕事を辞めたいと言えないのは『引き止められると反論できない』からです。
- 今のままじゃ通用しないぞ?:最初はできないかもしれませんが、次の会社で貢献できるようにします。
- 〇月まで待ってもらえないか?:就職時期が決まってますので…
- 今は受け取れないから、とりあえず俺が退職届を持っとくよ:私の意思は変わりません。ご理解お願いします。
上記のように具体的な反論を想像しながら、何と答えるかイメージしておけばいざというときも仕事を辞められます。
会社や上司から反論された時に、切り返す反論処理方法は必ず考えておきましょう。
対処法⑤:退職届を書いてしまう
退職願を出しても辞められない場合がありますので、最終的には退職届を出しましょう。
【退職届と退職願の違い】
退職願いは会社に対して、退職を願い出るための書類であり、却下される場合もあります。
一方、退職届は会社に退職の可否を問わず、自分の退職を通告するための書類です。
民法の第627条には『労働者は一方的な意思表示によって、一定期間の後に会社を退職する』ことが認められています。
そうしても会社を辞められない場合は、退職届・もしくは退職代行を活用しましょう。
対処法⑥:「迷惑をかけるのは仕方ない」と自分に言い聞かせる
最後に仕事を辞める時の対処法は「迷惑をかけるのは仕方ない」と自分に言い聞かせることです。
なぜなら、会社やお世話になった上司、仲間のことを考えると情が混じって辞められないからです。
ただし最も考えるべきは「自分を守ること」です。どんな形でも、今の会社で幸せでないなら転職すべきです。
最終的には「迷惑をかけるのは仕方ない」と腹をくくって「辞めます」と言い切りましょう。
対処法⑦:次の転職先を決めてしまう
最後に、仕事を辞めたいと言いたい時の最も効果的な対処法は次の転職先を決めてしまうことです、
当たり前ですが、仕事を決めてしまえばあとは「辞めます」というしかないからです。
逃げられない状況を作ることで。100%辞めることができるのでまずは転職活動から初めてしましょう。
5.「仕事を辞めたいです」と言うときの注意点
次に辞めますと言うときの注意点についてお伝えします。
注意点は次の7通りあります、順に説明していきます。
5.1.引き止めにあっても「退職します」とはっきり伝えよう
1つ目は引き留めにあっても『絶対に退職します』とはっきり伝えましょう。
なぜなら、引き留めで退職を思いとどまると、再度辞めたい時に上手く丸め込まれるからです。
辞めたい時も「またハッタリでしょ」とたしなめられてずるずる辞められなくなりますので「退職します」ときっぱり伝えましょう。
5.2.「退職届」を出す時は、絶対に辞めよう
また『退職届』を出すときは、後戻りは絶対してはいけません。理由は2つあります。
- 今やめないと、また数年間ずるずる辞められないから
- 辞めずに働いても、評価が下がった状態からの再スタートになる
折角勇気を振り絞って辞めると決意しても、思いとどまるとずるずる辞められません。
また「あいつはまた辞めるかもしれない」と評価を上げてもらえなかったり、手間をかけてもらえなくもなります。
5.3.退職前に絶対、転職先は決めよう
3つ目の注意点は『退職前に退職先を決めておきましょう』。
なぜなら転職が決まってない状態で、会社を辞めると焦りが生まれてよい転職ができないからです。
また転職先が決まっていないと、会社や上司に丸め込まれた時に思い切って反論できません。
仕事が決まっていると何としても辞めなければいけないので、思い切ってやめることができ結果的にスムーズに退職できます。
5.4.仕事を辞めるタイミングは結論「いつでもOK」
仕事を辞めるタイミングは「いつでもOK」です。
言い換えると、辞めるときはタイミングは考えてはいけないということです。
理由は、時間は有限なので辞めるタイミングなどを考えていたら、辞めるタイミング遅くなり時間を無駄にするからです。
転職の適齢期は決まっており、年を取ればとるほど転職が難しくなります。
『本当に辞めたい』と思ったときが転職のタイミングなので、つらくてしょうがない時は今すぐやめてしまいましょう。
5.5.退職理由は会社で変えにくいものにしよう
5つ目は『退職理由は会社で変えにくいもの』にしましょう。
なぜなら退職理由が会社でなんとかできるものだと、引き留めにあってしまうからです。
- 上司が嫌だ≫部署を変えよう
- 給料が低い≫給料を上げよう
- 労働時間が長すぎる≫定時で帰れるように何とかしよう
このように、会社に何とかして引き留めにあってしまうため注意が必要です。
会社では対応できない・変えにくい退職理由は以下の通りです。
- この会社でやっていることと違うことがしたい
- 海外で働きたい(日本にしか部署がない会社を辞める時に効果的)
- どうしても体調が回復しない(今の会社では難しい※休職もしたくない)
もちろんそれでも引き留めに合う可能性はありますが、会社ではどうにもならない理由を見つけて人事に伝えるようにしましょう。
5.6.仕事にかかわる人には、事前に伝えておく
当たり前の話ですが、仕事に関わる人には退職する旨を事前に伝えておきましょう。
また悪い印象を残して辞めると、どこかで繋がりができた時に損をする可能性があります。
お世話になったお客様のことを無下に扱うのもよくないので、辞めるときは早めにお伝えしておきましょう。
5.7.引継ぎを抜かりなく。後輩は育てておく。
最後に、自分の後釜や後輩は育てて、引継ぎを抜かりなく終えましょう。
なぜなら、会社の仲間に迷惑をかけて辞めると「心にもやもや」が残るからです。
曲がりなりにもお世話になった会社や仲間ですから、自分が辞めても仕事が滞りなく進む状態を作るのが社会人としてのマナーです。
6.「会社を辞めたい」と言えないまま5年経ってしまった僕の経験談
ここでは「会社を辞めます」と言えずに5年経ってしまった僕の経験談をお伝えします。
僕自身「辞めます」の一言が言えず、ずるずると会社に残り…結局、5年の歳月が経ってしまいました。
僕が辞めますと言えなかった理由は、次の5つです。
- 前職の仲間はいい人ばかりだった
- 前職の環境は確かに成長できた
- 社会的にも認められる仕事だった
- 次の会社で通用する自信がなかった
- 初めての会社で、当時の環境が普通だと思っていた
詳しく体験談について知りたい人は≫仕事を辞めたいけど辞められないまま5年が経った僕の経験談を読んでみてください。
7.辞めたいと言いたくなるくらいの会社を転職エージェントと探そう
『会社を辞めたい』と言えないのは『辞めたいと思えるくらいいい会社』に出会ってないからです。
- そんな会社に出会えるわけない…
- 忙しくて、いい会社を見つける時間すらない
そう思っているかもしれませんが、それではこの先、一生つらい会社で働いているままですよ?
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8.「辞めます」の一言で人生本当に変わるから勇気出して!
ここまで「仕事辞めたいけど言えない」理由と対処法について説明していきました。
仕事を辞めたいけど言えないときは「辞めたい理由が不明確」の場合が多いので、改めて辞める理由を確認しましょう。
また「仕事を辞めたい」と言えるようにする1番の対処法は『転職先を先に決めてしまう』ことです。
辞めたいけど、ずるずる辞められない状態が続くと、当時の僕のように3~5年の歳月があっという間に立って超後悔します。
時間がある時に、転職エージェント人気No.1のリクルートエージェントにだけは登録して、いつでもサポートがもらえる状況をつくっておきましょう。
本記事読んでくれたあなたが勇気を出して「辞めます」の一言を伝え、幸せな生活に迎えることを心から応援しています!
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